奄美 海風blog

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春場所13日目

2009年03月27日 | 大相撲

大相撲春場所13日目

東十3 春日王6勝7敗●上手出し投げ○ 旭南海7勝6敗  西十10
東幕25 佐田の富士 6勝1敗○送り出し●5勝2敗  里山 西幕18

里山七番相撲 やぶれました。 (5勝2敗)

佐田の富士(昭和59年12月生まれ)
初土俵 平成15年1月 長崎県南島原市 最高位 幕下 8

里山 浩作(昭和56年5月)
初土俵  平成16年3月場所

佐田の富士は
里山の相撲をよく知っていた。

二度、里山が先に立って、待った。
三度目の立ち合い。

佐田の富士が、ふわっと立って
一気に攻め込んだ里山だが、まわしがとれず
攻めきれない。

つっぱりの佐田の富士は、下から跳ね上げる。
里山を中に入れさせない。ぜったいに入れさせない。188cm  157kg の大きな回転の突っ張りです。

まわしが取れれば、もぐりこんで
相手の出る動きを利用してのうまい相撲が
できる里山だが
重い腰で、よく見てつっぱる佐田の富士にどうすることもできません。
たまらず、ちょっと引いたところをいなされ、横を向いたところを
佐田の富士は落ち着いて送り出しに仕止めた。

里山に相撲を取らせないためには、ああするのが一番、という相撲だった。

両者は、初土俵の年が近い。
幕下上位が長い佐田の富士は、里山の相撲をよく知っているのだろう。
境川部屋には里山タイプの小さな力士も多くいる。

いつもこのようにうまくいくとは限らないが、きょうはうまくいった好調の佐田の富士です。