図書館のコンピュータで「胡桃(くるみ)の部屋」と入力すると、この「隣りの女」が検索できた。胡桃の部屋はこの本の5つの短編のうちのひとつ。
「向田 邦子」で検索してもヒットすかも知れないが、胡桃の部屋が納められているかどうかは、・・?
この本はすでに3冊くらい貸し出し中だった。やはりTVの影響かなあ。書庫にある本を探してもらった。
なぜ「胡桃の部屋」か?というと
向田邦子ドラマ 胡桃の部屋 | NHKドラマ10
www.nhk.or.jp/drama10/kurumi/ - NHKドラマ10 毎週火曜日よる10時から。
6回のうちの第5回を月耀日に再放送で見た。
詳しくは、ネタバレになるので書けないが、第5回の放送は、この本のほぼ最後のところで終わっている。内容も少し変えている。
「胡桃割る 胡桃のなかに使わぬ部屋」
第6回最終回は、最後の一ページで創るのだろうか。家出し愛人と暮らす父に街で合いに行く母を目撃した桃子(本では弟)は、母の人生の「使わぬ部屋」思い、美容室で髪を切る。桃子が鏡の中に見た自分の顔は・・・。
時代は昭和50年代初めころだろうか、あゝ昭和も遠くなりにけりの感なきにしもあらず。
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出版社/著者からの内容紹介
西鶴の現代版ともいうべき人妻の恋の道行きを描いた表題作をはじめ、胡桃の部屋、幸福、下駄、そして著者の絶筆となった春が来た等、短篇の名手の傑作五篇を収録
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
単行本: 253ページ
出版社: 文藝春秋 (1981/10)
発売日: 1981/10
商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
おすすめ度: (11件のカスタマーレビュー)
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290位 ─ 本 > 文学・評論 > 文学賞受賞作家 > 直木賞 > 76-100回
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隣りの女 (文春文庫) 価格:¥ 520(税込) 発売日:2010-11-10 |