カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

馬見花苑 花のウエーブ

2012年10月05日 | 季節の花木

 

 

花博の時には、このなだらかな傾斜を利用しての色彩豊かな花の植え込みが一番美しく印象に残っています。 広い面積なので全てを彩ることはなかなか大変だろうと思いながら、遠くから見ると波を連想させる花の広場は、今年も緑の濃淡も加えながら、楽しい広場となっています。

 

  

馬見花苑から集いの広場への登り始めの場所に、公園館前にあるのと同じ、花ごよみのモニュメントがあります。この場所に立ちますと、なだらかな丘陵になっていることがよく分かります。 空に続くような木立の所は、広場になっていて平らで、あちこちで腰を下ろして憩う、子供連れや、高齢者のグループが、秋の日を浴びて団欒のいい時間を持っているようです。

  

青空と白い雲の群れ、いい間隔で見える木立に近寄ってみますと、小さい花の植え込みが、波の形を画いています。

  

これからお弁当でしょうか、集いの広場に向かって登っていく人たちの声が、空に吸い込まれていくようです。

  

  

ここで一番鮮やかなのは、真っ赤なサルビアの植栽です。燃えるような赤が緑の芝生に映えます。

 

 

おはじきを一杯波にあしらったようなのは、ポーチュラカという名札のプレートが立っています。花の一つ一つの形は松葉牡丹のようです。花も松葉牡丹より大きく、葉は厚みがあります。ポーチュラカは、ブラジル原産で、暑ければ暑いほど、よく繁る花だそうです。だから今年の夏の暑さで、他の花の元気が弱くなったでしょうが、ポーチュラカは元気一杯で美しい花の波を作っています。こうして近くから見ると元気を貰えそうですし、遠くはなれて見ますと、花の丘に作られたウエーブの賑わいを、サルビアと共に綺麗なアクセントとなっています。

コメント (8)
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