昨日 日曜日に奈良市柳生阪原町へ、秋桜を見に行ってきました。奈良市内の般若寺から20分カーブの多い道でしたが、まだこの先の菖蒲園や柳生の里、レークフォレスト、などへ何度か行っていましたので気軽に出かけることができました。行ってから分かったのですが、この日は「コスモス祭り」の地区のイベントがあって、地産の作物や、簡単な軽食などがあって、秋桜+アルファーに十分満足したドライブでした。
柳生の秋桜のいいところは、畑のような所もあるけれど、このような地道の両側の秋桜道が、どこまでも続いていて好きな方角に歩いていけることでした。 最近の道路は殆ど舗装された所であるだけに、このように足の裏に優しい地道を歩くことの嬉しさは、「私は地球の上を歩いているんだよ。」なんて独り言を言いたい気分です。
手や顔に優しく触れる花を、愛しみ優しみ、自分まで全てのものに優しくなっていくような、素晴らしい自然環境です。
川を挟んで両岸にも花の道が続いています。途中に花ばさみを、有料で借りて好きなだけ花を切りとって、持って帰ることのできるようになっているらしく、両手に花を抱えた人と何人か出会いました。これも秋桜祭りのイベントの一つなのかしらと、持ち帰った家に秋がきっと素敵なお土産になるのだろうと思いました。
前を行くグループはご夫婦とお母さんのようで、こことまた別の所でも「シャッターを押してくれませんか。」と頼まれた方たちです。優しいご夫婦につれてきてもらったお母さんは、幸せそうにカメラの向こうで微笑んでいらっしゃいました。
ひとかたまりのほかの秋桜と違った色の群れがありました。この色はここだけだったように思います。 バックの緑の田圃は、もうすでに刈り取りが終わって「ひつじ田」になり青々とした新しい命に覆われています。
沢山歩いてお腹が空いたので、焼き蕎麦とおでんがこの日の昼食です。地区の人たちの手作りが、空腹を満たしてくれました。おでんはしっかりと煮込んであって、ことに大根が美味しかったです。
滅多に休日には出かけないのですが、水道工事の人がこの日は、休日だったので、私も秋桜の中で至福の時を過ごすことができました。
柳生の秋桜が大好きになりました。また来年も来たいです。
デジブックに纏めました。画像の重複もありますので、お時間のあるときでもご覧いただければと思います。
『 柳生の里の秋桜みち』