ビールの空き缶3万5679個を積み上げて作った、たかさ4,1mの高取城の天守閣が、「アルミ缶を使った世界最大のオブジェ」として、ギネスに認定されたことで、10月になってから新聞、テレビで報道されました。15日からの公開とのことで、その日を待ちかねて好天の日に出かけました。
今年も町家のかかし巡りの時期が、高取町の「天の川実行委員会」の人を中心に町じゅうの人たちが力強い協力体制を取って始まりました。
ここはお馴染みの牛のいる広場です。農作業をする案山子さんと、その向こうの秋桜畑のはるか向こうにお城の天守閣が見えています。 高取城は日本屈指の山城でしたが、今では強固な石垣のみが残されているばかりです。 所謂町の人にとっては、天守閣を作るという夢が、温存されてきたことでしょう。
60歳以上の述べ487人が103日間かけて、高取城天守閣の築城を成し遂げました。すごいです。高齢者世代の結束と、それを纏める地元のMPO法人住民の力に敬服です。
このように組み立てていった過程が分かるように、テントの中に展示してあります。
晴れやかなギネス証の写真が、掲載してあります。
この中の写真展は値打ちがありました。ボランティアの人も、説明をしてくれます。町おこしの活動が、町の一部の人で終わるのでなく、地元の人が大勢動き出していくことが、実を結ぶ結果になることが、発足当時から、この地を訪れ情熱を持って目的に向かって行動を起こす人と話している時、感心することばかりでした。