日の出の位置がずいぶん南に下がってきました。 夏の間は、濡れ縁に出ても太陽はどの辺りから昇り始めるのか見えなくて、表の車道に出ないと分かりませんでした。 その頃はかなり太陽が昇ってしまってからの目覚めでした。 ところが日の出の位置も、日の出の時刻も、起床と同じくらいになってきました。 これからさらに季節が進みますと、ますます日の出の位置が南になり、わたしの起床はやくても、寒くておきあっがるのがきっと遅くなってくることでしょう。 今が一番快適な朝の目覚めだと自分では思っています。
秋の雲が空に並んで、今日はいいお天気のようです。大きい洗濯物をしても大丈夫だと、気持ちもすっきりします。
奥吉野の低い山は雲海の中です。雲の中から頭を飛び出している三角形の山は、三重県境の高見山で、右の端のほうの平らな山は、多分大台ケ原だろうと思います。かなり望遠一杯にしている上に、東なので逆光で撮っていますから、上の画像はみんなセピア色になってしまいました。
日の出の写真を撮ってから、家事を一応して洗濯を干そうと外に出たとき、ふと見上げた西の空に、綺麗な月が見えています。
よく晴れた空にゆったりと流れる雲。これは十七夜の月・「立ち待ち月」というのでしょうか。殆ど満月です。今夜東の空に現れる時には、「居待ち月」で、やや遅くなるのでしょう。昔の人は、月の出る時刻を、趣のある言葉で言い表しているものだと、この時期月を見ながら思います。