カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

斑鳩散策 藤ノ木古墳と秋桜

2012年10月25日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

法隆寺西大門を出て、閑静な住宅街を西へ西へと歩くうち、その辺りのあちこちの休耕田らしい所に、秋桜畑が沢山あって、何処も花の盛りを向かえ、優しい色が咲き乱れて、秋たけなわの西の里の散策を楽しみました。 

  

このような秋桜畑が、あちこちに見られます。法隆寺まで来ても、この藤ノ木古墳辺りまで足を伸ばす人が少ないのは、惜しいような美しい光景です。

  

古墳の北側の少し高くなったところから見ますと、刈り取りの済んだ田の株が綺麗に並んでいます。古墳に一番近い秋桜畑が右の方に見えましたので、歩いたことのない道でしたが、見当をつけて住宅の横の細い道を降りていきました。 

 

途中の道端の秋桜と、柿の実が古墳の後ろ側を飾るように、秋を謳歌しているようです。 

  

  

   

古墳の真後ろに咲いている秋桜畑です。折からの風に吹かれて揺れる様子が、まるで少女のバレリーナの群れのようです。

古墳に葬られている二体の貴人とその副葬品の見学の時の有様が、ここに立つといつも目の辺りに浮かんできます。発掘当時は緑の芝生も育ってなくて、土饅頭のようだった古墳が、緑に覆われ、秋には秋桜の花の満ち溢れる自然環境の中で、静かな眠りについている古代の貴人にふさわしい所だと思いました。

 

 

コメント (10)
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