家のどこかで漏水しているらしいことが分かって、業者に調べてもらっていたのですが、まだ見つからずずっと家にいなければならない日が続いて、気分が滅入ってしまっています。今日は業者が来ないとのことでしたので、思い切って外に飛び出しました。うんと気分の発散のできるところは、季節の美しい花のイベントが行われている、県内広陵町の「馬見丘陵公園」です。
何回もこのブログに登場する、公園館前のテーマ・「やまと 花ごよみ 2012」が、夏の間に伸び育った花に埋もれていました。 インパチェンスだったかしら・・・もっとちゃんと見ておけばよかったです。
公園内は秋がいっぱいです。青い空、ススキの群れ、アメジストセージに囲まれた芝生の上を、裸足で走り回りたいような気がします。
紫と藤色と少し濃淡がありますが、柔らかい花びらの密集が、優しく出迎えてくれます。 横へ横へと花が伸びてきます。
巣山古墳の傍にかなり広いコスモス畑があるのが、案内図で見たのですが、案内所で訊ねますと、この前の台風で倒されて、今コスモスは頑張っているので、もう少し日を置いてから見てやってくださいと、親切に言ってくれましたので、そこは次回に来ることにして、花見茶屋周辺のコスモスの植え込みを写してきました。
こんなに晴れ渡った空の下を、家のことはもう忘れてとにかく、丘陵公園の中を上り下りして歩く楽しさに没頭することにしました。
昨年もここに咲いていたっけ・・・「コルチカム」と名札がついていました。 通称「犬サフラン」 帰って季節の花300で調べてみました。
・9月下旬から10月上旬頃に開花。
・花がサフランに似ているが、 サフランではないところから 、 なぜか「犬」の名がついたらしい。 (なんで「犬」なんだろう?)
・葉は出さずに開花。 色はうすピンク色のものが多い。 この時期、こういう柔らかい色の小さな花は他にあまり咲かないので 、見つけたときはうれしい。 葉は花のあと、春頃に出てくる。
・別名 「コルチカム」 学名から。
種子や球根から、
”コルヒチン”という、痛風の治療に
使う有機化合物がとれる。
明日に続きます。