今年は、乾燥した日が続き気温も、一気に上がったのでパンジーの綺麗な時が短いまま植え替えの時が来てしまった。
見苦しいままに置くのも気がかりなので、いつもより早くベゴニアと植え替えることにした。
いつもの園芸店に友人と行った。長年のお付き合いで、身内のように迎えてくれる。
工場のように大きい花苗ハウスの中で、色選びをする。
花苗を育てるのに、温度管理が大切だと、いつもここに来たら思う。天井部分のビニルがすっかり開けてあり、初夏の爽やかな空気が十分取り入れられている。
横のビニルも開け放たれているが、これらは、この時期、夜や早朝の冷え込みがあるので、日によって、開け閉めをしなければならない。
またこれから、気温が上がると、上に巻いてある黒いシートで、日覆いをすることも、夏の間続く。
気温が低くなる真冬には、一番右の写真の蒸気機関車のような機械から、満遍なく温風を送りハウスの温度を育苗に適したように調節するのだという。
この日は、別のハウスの作業に出ていて、ここで人影はなかったが、一つ一つのポットの芽を摘んだり細かい手作業を10人くらいの人がしている。園芸店やスーパーなどの花苗は、このようなところから育っていくのである。