カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

奈良市展鑑賞

2013年02月23日 | ちょっとおでかけ

  

  

久しぶりの夕焼け。 大きな太陽がもうすぐ、この日に 「サヨナラ」 しそうな時、台所に行く前に大急ぎで撮り置いた。

この日の写真はこれがたった1枚だった。 翌日のお天気が気になっていたので、大きな夕日に気をよくして、今朝を向かえた。 

 

 

奈良市のイトーヨーカドーで開催されている、市展に行ってきた。この場所に来るのは初めてで、ナビには入れたものの気がかりなので、昨夜奈良の弟に電話で、アクセスを確かめておいた。 行きつけているとなんでもない道だが、駐車場に入るのが難しく、やはり弟に聴いておいて良かった。 

 

5階の会場では、セント君のお出迎えである。 

  

会場内は撮影禁止なので、力作ぞろいの作品をカメラに戴いてくることはできなかったが、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の5部門の作品が展示されている。

今日の作品鑑賞は写真の部門で、ブログ友のTさんのお知らせで鑑賞の機会を与えていただいた。

受付で戴いた入選作品目録のレジメにTさんの作品が掲載されているのを確かめて、先ず最初に作品を探した。高取城跡で撮影された霧と林の中から、過ぎ去った時代の歴史がそこはかとなく、観るものに幻想の世界を髣髴とさせてくれるように感じる。

勝手な鑑賞で作者ご本人に申し訳ないかもしれないが、リアルに捉えるのでなく鑑賞する者に余地を与えてくれるような作品が好きである。

途中でTさんとお会いして、いろんな作品について説明や、お話をしていただけたのも、大変ありがたかった。

写真は好きで、ブログ用の呟きの補助的なものしか撮れない私だけれど、いい作品の鑑賞によって、心豊かな時間を持てる喜びがある。

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招かれてお食事会 久しぶりの千日前

2013年02月22日 | ちょっとおでかけ

  

  

なんと 温もりのある ランチョンマットだろう  

 

 

ほんとに久しぶりの大阪南である。 難波の駅を出ると、歌舞伎座の建物さえ懐かしく思うほどである。 

 

 

  

この辺りは全く変わっていない。安心して歩けるような気がする。 

 

  

変わっているとすれば、記憶にある「なんばグランド花月」の建物がリニューアルされて綺麗である。以前はよく来たが、新しくなってからは来ていない。  

        

 

なんばグランド花月の前には、こんな似顔絵の人形饅頭が並んでいた。一つ一つ見たらなかなかよく似ていて面白い。

 

 

  

約束の時間になったので、「がんこ寿司なんば本店」の宴会お座敷へ集合した。  

 

  

次々に出てくるお料理を、写し忘れない様にカメラに収めたつもりだが、みんな揃っているかどうか分からない。しかしこれらがみんなお腹に入ってしまったのだから、暫くは食養生をしなければ、後の数値が怖い。コラージュにしたので、順は全くばらばらに編集されてしまった。「がんこ寿司」が会場だからお寿司かと思ったが、ご飯ものは目の前で炊かれていく蛸壺に入った、蛸飯だったのがとても美味しかった。 

  

 

上に並んだ小さい小さい折鶴は、この乾杯用のグラスの中に入っていたのを、若い子達がいつの間にか集めて正面の席に並べていた。全員分だったらもっと沢山あっただろうが、記念に持ち帰った人もあったのだろうかしら。  

 

 

がんこさんのお隣の、美味しいチーズケーキをお土産にもらって、久しぶりの大阪・南でのお食事会は、家に帰ってからも、家族で話題が次々にに飛び出す楽しいものだった。

 

 

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こんなの初めて 金剛山の冠雪

2013年02月21日 | ★ 日々の呟き

 

 

麓からすっかり雪を被った金剛山が、そのままの白さでここ2~3日変わらない。朝日が差すとその白さが更に浮き立つ。 

 

  

毎日のように午前中少しの間、雲間から太陽が 顔を見せる。その時がシャッターチャンスである。 雪の金剛山が輝く暫くの美しい時間帯は、日によって異なるが、とにかく障子に明かりが映ると、慌てて外に出て金剛山を見る。 冠雪した金剛山は、年に何回かあるけれど、南に向いているので、早朝だけでいつの間にか粉砂糖のような白い山はなくなって、黒々とした常緑樹の山となってしまう。

 

  

ところが今年はどの画面にも見られるような、雪の山並みが終日、またその翌日と、融けることを忘れたように、雪を重ねていく。

関西電力の変電所があるので、電線や機械で、わが町内からの撮影は雪山の風情を削いでいるが、こんなに積もったことの記念にあえて、場所を選ばずご近所さんからの撮影に拘った。 

 

  

電線がなかったら、どこか雪国の山のように見えて、昨年、1昨年行った雪山遊びのときの風景を思い出して、なんとなくわくわくする。 

 

  

いつもは南のほうの大台山系の山並を見て、望遠でカメラに収めているが、このところ奥吉野の山は全く見えない。多分毎日雪雲の中にあるからだろう。

この雪が融けるまで、毎日の寒さは緩まないのだと、観念して積雪の美しい金剛山を見上げている。  

 

         

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早春淡路紀行 エピローグ

2013年02月20日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

  

  

 

  

 

  

 

 

ご記憶の方もあろうかと・・・NHK金曜時代劇「お登勢」2001年4月6日の21時15分から放送していた金曜時代劇 の「お登勢」生誕の地。

後半下りの部分と海、紅梅、白梅、菜の花と水仙のコラボをデジブックに収めて、「淡路島バスツアー」の紀行綴りをとじることにします。(構成上、一部登りの画像と重複するのもあります。

 

デジブック 『灘黒岩水仙郷』

 

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山の斜面を埋め尽くす水仙 灘黒岩水仙郷 

2013年02月19日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

  

  

今回のバスツアーのメインは、水仙の群生を見ることだ。 

 

バスから降りると、左手山側を見上げて「うわぁ!すごい!」と思わず声を上げた。 山裾から頂上にかけて、白い点々が斜面を埋め尽くしている。写真では見ていたが、実際のこの光景を目にした時、甘い香りに酔いしれてその中に入っていくことの感動に心踊る思いがした。

 

  

灘黒岩水仙郷は、今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのがだんだん繁殖したとされており、今ではここ淡路島の南部に位置する諭鶴羽山(標高607.9m)から海に続く45度の急斜面の一帯、約7ヘクタールにわたって500万本もの野生の水仙が咲き誇っているとのこと。

左右上下の可憐そのもののような白い花を愛でながら、整備されたコンクリート階段を登る。一方通行なので、降りてくる人がいなくて安心して登れるが、かなり急なところもあり、登山用のストックが大いに役に立って助かった。

 

   

登り口には、手作りの杖があって、それを借りて登る人も沢山いた。歩きやすい靴と、ストックは高齢者の必需品で安心安全の備えのようなものである。 若い人は元気にとんとんと登っていくが、ここで転んでは大変だと自分を戒めながら、カメラとストックと階段の手すりを適当に持ち替え、こんな美しい花に囲まれて歩く日の喜びをじっくり味わっていた。

 

  

一人遅れて花とじっくり対面する、カメラの女性がいた。どの場所も全て思い出の画像として残したい光景である。 

    

場所によっては、海から吹き上げて来る風に押さえつけられたように、横たわっているのもあるけれど、水仙はもともととても強い花で、風が過ぎるとまた起き上がるに違いない。

 

 

   

右上の木立辺りが、頂上であったが、ここの分岐点が、下りに繋がっていたので、そちらのほうを選んで、下り階段へ向かった。

ここでは、どの花も、みんなこちらに顔を向けて見送ってくれているようで、はしゃいだ気持ちになる。

 

  

3枚目の説明文の所に、「45度の急斜面」というのがあったが、このカメラが捉えた斜度は確かに45度の急斜面であることが分かる。不思議なことに、こちら側の斜面にだけ水仙の群生があり、谷を隔てた向こうの山には見られない。

180年前にこの海岸に流れ着いた水仙の球根が、地元の人々の多くの手を経ながら、今は500万本の野生の群生地となり、早春の花を求めて訪れる人々に大きな感動と元気を与えてくれている、貴重な水仙の郷である。

 

 

 

 

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