お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

二日市温泉 御前湯 (筑紫野市)

2006年10月09日 |  ♨ 九州四国 湯処.

大宰府天満宮をお参りしたあとご当地の温泉に立ち寄る。先ず目についた
のが「御前湯」。いかにも公衆浴場といった雰囲気。沢山で混み合っていた。
(2003年10月9日入湯)

【Data】単純温泉 55℃ PH8.7 源泉:二日市温泉(配当基地 &市有泉源混合泉)
浴感:市営施設とあって、廉価で混雑。勿論浴室撮影などできない。
   混んでいるので、循環消毒は必須だ。汗を流せるだけでいい。
   
   ⇧ 御前湯の浴殿(混み合って撮影出来ず:公式HPより掲載)

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北の零年石碑(北海道静内)

2006年10月09日 |   ✑文学逍遥 紀行

二十間道路の一隅に、船山馨作小説「お登勢」の石碑がヒッソリと佇んでいる。
名馬の牧場の賑わいとは別に誰も訪れる人も無い。でも、吉永小百合が主演の
映画『北の零年」は記憶に新しい筈である。小説「お登勢」はその原作なのだ。

北海道静内への移住を背景に、幕末から明治にかけての波乱の時代、愛を貫き、
修羅場をくぐり、大地に生きる「永遠の女性像」を描いた長編歴史ロマンの傑
作主人公のお登勢は馬の生産に命を掛ける。今の静内・新冠の原型となる物語。 

碑文:『春の訪れとともに、お登勢はふたたび木を伐り、根株を掘り起し、
    草を焼き土を耕す毎日の中に埋没していった ・・・・・・・・・』

石碑には小説の一文が刻まれていた。どんな土地にも、歴史と物語がある。北
の大地はまさに人々の大自然との戦う歴史物語の証人だ。

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