お湯の国 日本

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黒石ねぷた祭り(黒石市)

2018年10月04日 |  💑 青い森の祭り.

映像:市街を練り歩く黒石ねぷたの正面。夕闇に巨大絵燈篭の列が揺らぐ(2018.8.2

2018年夏。「 黒石ねぷた祭り」を初観戦。青森の盛大さでも、弘前の優美さでも
五所川原の仰天さでもない、古い津軽の伝統が息づいている。これは周辺の平川市
や大鰐町、田舎館村など南津軽に通じるもの。地域・住民が主体の「ねぷた祭り」。

解説津軽地方に伝承される「ねぷた祭り」の原型が垣間見える。ねぷたを曳くの
   は地域の大人・こども。囃子もそうである。そしてゆらり巨大絵燈篭が街を
   練り歩く。2018年黒石ねぷた扇ねぷた49台、人形ねぷた3台が出陣した。

規定:弘前ねぷた保存基準では正面の「鏡絵」は次の様に規定されている。
   ①鏡絵・・・中国の三国志や水滸伝、あるいは日本の武将や説話の
        奮戦図・人情
等を鏡絵の基本とし、骨組に外貼
とす
   ②表現・・・武者絵等の躍動感溢れる絵柄で「動」を表現


団体弘前ねぷたは市内の町内会がねぷたを出す。青森ねぶたは主に企業がス
   ポンサーとなってねぶた製作・出陣し、製作費も1,000万とも云われる程高額
   になってきて形式化されている。五所川原立佞武多は核となる巨大佞武多は
   行政絡みで毎年一台を製作し、毎年一台廃棄で常時三台で運行する形態だ。

参照:①弘前ねぷたまつり   ②青森ねぶた祭り   ③五所川原立佞武多 

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