≪ 追悼 : 映画「ある愛の詩」の作曲家フランシス・レイ 2018年11月8日 永眠 ≫
映画音楽の巨匠フランシス・レイが亡くなった。また昭和の想い出の一人が消えてしまった。
「ある愛の詩」は勿論、「男と女」、「パリのめぐり逢い」、「個人教授」、「白い恋人た
ち」、「雨の訪問者」、「さらば夏の日」・・・・・・みんな心に深く刻まれた名曲だった。
【過去の記録】
≪ Memoir(メモワール):映画鑑賞 ある愛の詩(パラマウント映画 )1971.03.06 ≫
「愛とは決して後悔しないこと」・・・・・学生恋愛、家柄の格差、親の反対、愛の結実(結婚)
、白血病闘病死、父との和解・・・・若く、美しく、純粋で、ひたむきに、短く青春を過ごした
男女の物語はそれだけで泣ける。それを、はじける様な二人が演じるスクリーンに感動した。
鑑賞:漸く自我が目覚め始めた筆者はこの映画をただただ涙で見ていた。たった一人の女性
を愛するというよりも、初恋の人をズーと引きずっていた時代。スクリーンの中のラ
イアン・オニールとアリ・マッグローの熱演とフランシス・レイの名曲が今も蘇える。
名言:エンデングに用いられた「Love means never having to say you're sorry」(愛とは決
して後悔しないこと)ジェファニー(アリ・マッグロー)がオリバー(ライアン・ニ
ール)に死に際に遺した言葉。・・・果たして、私たちはこの言葉を今共有しているか。
受賞:アカデミー賞(作曲賞フランシス・レイ)、ゴールデン・ブローグ賞(映画部門)他