鑑賞速報:ダニエル・リカールが歌う、「シェルブールの雨傘」
NHKFMラジオ深夜便から流れてきた。パソコンを打つ手を止めて、聞き入った。
1964年のフランスのミュージカル映画のワンシーンが浮かぶ。切ない歌だった。
(過去の記録)
≪ 追悼 : 映画「シェルブールの雨傘」の作曲家ミシェル・ルグラン 1月26日永眠 ≫
映画音楽の巨匠、ジャズピアニスト、筆者にとっては映画「シェルブールの雨傘」で歌われ
た切ない歌曲の作曲者として胸に刻み込まれた音楽家だった。ついこの前衛星放送でナタリ
ー・デセイと共演していた元気な姿を見たばかりだった・・・・今日の今日まで訃報を知らなか
った。昨年末のフラシス・レイの訃報に加え深い悲しみを禁じ得ない。昭和の巨星が消えた。
参照#2018 年11 月8日に没したフランシス・レイが作曲した映画「ある愛の詩」
(過去の記録:1964年10月4日投稿)
フランス南部の小さな港町。勤労青年と麗しい乙女の切ない愛情物語。
筆者はミュージカルは余り好きではない。しかしこの作品だけは感動。
雨の街角、色とりどりの雨傘が行きかうオープニング・・又あの世界へ。
感想:この作品は戦争で引き裂かれ別々の人生を歩んだ恋人同士があ
る日偶然に出会う。別れも切ないが、この出会いもまた切ない。
偶然が重なり、別々の人生を歩み始めた二人。涙が止まらない。
記録:音楽ミシェル・ルグラン、第17回カンヌ国際映画祭グランプリ
参照#同じく戦争で引き裂かれた二人の愛情物語・ひまわり