お湯の国 日本

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松尾芭蕉 (初時雨 猿毛小蓑越‥・) 伊香保温泉

2024年10月13日 |   ✑歌碑句碑 紀行

 歌碑鑑賞追記松尾芭蕉句碑 (伊香保温泉:神社境内 群馬県渋川市  2008.09.05)

 伊香保温泉の階段温泉街を365段上り詰めると伊香保神社が鎮座する。その境内に
 松尾芭蕉の句碑がある。調べてみると、刻まれた句は伊香保を訪れた時に読んだもの
 ではないそうだ。何故その句があるが謎だが、恐らく、芭蕉を敬愛する弟子の一人が
 建立したのではないかと推察。当時は、句会が開かれる温泉地には旦那衆が集まった。

 碑文初時雨 猿毛小蓑越 不し気何梨
 句意:晩秋の時雨に寒さを覚え蓑を羽織ったが、見ていた猿達も蓑を欲しそうな仕草

 解説:松尾芭蕉は奥の細道行脚が終って故郷である伊賀上野 (現在の三重県伊賀市)を
    目指し、伊賀越えの山中で、時雨にあった時に詠まれた句とされる。 

 参照松尾芭蕉(奥の細道)探訪 紀行


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