お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

真実の美(函館市元町 八幡坂)

2014年01月22日 |  💖日本感動絶景紀行

映像:遥か向うにメモリアル・シップ青函連絡船「摩周丸」が観える

   教会のある丘から赤レンガの港へ戻る。凍てついた道は雪と氷で
   歩きづらい、でも遥か眼下には海の輝きが見える。港が見える丘
   ここは函館の坂の中でも絶景で名高い。そんな坂道を港にくだる。

所感:絶景とは、何を持って言うのだろう。丘からの道は海岸で途切れ
   て海も水溜りの様で広くない遠景の山もただの山並みにすぎない。
   そして、中心の摩周丸も動きもしない固定された造形、夫々は中
   途半端で欠落。それなのに函館の美観として、人々を惹き付ける。

真実:街が港を中心に栄え人々が行き交い古(いにしえ)の夢が今も息づく。

真理:人間も同じ。美しいのは身体の一つ一つのつくりや機能ではない。
   何か欠けていても不具合があっても困難を克服し、清々しく生き
   て行く、強い意志
があるならば、人は周りの人々を魅了し続ける
   大切なことは形状的完成度でなく精神的完成度。それが真実の美


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