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Ⅿémoire 歌碑句碑 :梶 子節 句碑 (姫路城西の丸) 2009.12.20
コロナ災禍の中、過去のデーターを整理していたら、気になる映像を見つけた。
当時は著名な歌人でないので気に留めなかったが、句碑の内容に再度この映像
を見直し、ブログ紹介となった。姫路城は千姫の終の棲家。それを歌った歌碑。
碑文: 千姫の 春やむかしの 夢の跡 ( 子 節 )
解釈:桜の姫路城は徳川家康の愛孫娘千姫の幸せな日々を彷彿とさせるものよ
解説:歌碑のある姫路城西の丸は千姫の生活空間であった。徳川家康の孫千姫
の最も幸せな時期がこの西の丸だったそうである。その事を句に成した。
梶 子節:明治14年~昭和34年。 昭和8年3月姫路市主催の城を詠む俳句展覧會
の出句作品。梶子節は兵庫県(播磨)の俳句界の黎明期を支えたとされる。