
温泉街の空き店舗を如何に利用するかは何処の温泉地でも悩みの種。温泉街の魅力が
半減するからだ。この悩みを湯原温泉は知恵と実行力で解決。空地は即席足湯、空き
店舗では懐かしの射的遊戯場を復活させた。浴衣姿の観光客の歓声が聞こえ楽しそう。
大露天風呂しかなかった回遊の施設がさらに増えた。何も決めれない温泉地の方々は
見習うべき。今までと同じ事を繰り返してはいけない、景気の良い時悪い時、客層が
変化した時敏感に機敏に対応しなければ気が付けば誰もいない温泉地になってしまう。
活性化事業:旦那衆が危機感を持ち、温泉指南役、手湯足湯、遊技施設、お祭りなど
様々な事業に着手、二代目が実行隊となり成功してきた。さらに、天ぷら油を
利用したエコ運動を展開、今では送迎車20台が天ぷら油で走り回る。同じく天
ぷら油の蠟燭で大露天風呂をライトアップ。湯の魅力と温泉街の魅力で溢れる。
人々はこんなエコで、優しく元気な湯の里に集まる。(2019.9.6映像再掲)