お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

豊富温泉ふれあいセンター(北海道)

2019年03月25日 | 🌏秘湯極湯100選

映像:やや加温した浴槽には地元の子供達(農場から来た)が就寝前の入浴を楽しんでいた。
                            (2019年3月25日再鑑定)

豊富温泉は北辺にあって奇跡の湯だ。石油発掘中に湧き出た温泉は41.6℃の適温であり
ながら溶存物質総計が15,410㎎という驚くほど濃厚な温泉。またカリウム、アンモニウム、マグネシウム、
カルシウム等を微含し適温もあり、アトピー、疥癬などの皮膚病に悩む人の癒しの湯ともなる。

二種類の泉温浴室はお客を自然に分離する。適温の湯には湯治客やご老人、やや加温の湯
には日常湯として地元民
や若者が入る。小生は両方を味わったが、やや加温の地元の方々
の風情が好きだ。周辺に点在する農場から、一家で温泉につかり、又闇の大地に消える
健康な子供たちに感動、日本の一昔前の、村に温泉が湧いた時の通い湯を想起する。ここ
北の『普段着の温泉』であり、『極湯』である。平成4年国民保養温泉地に指定された。

【Data】含よう素ー食塩泉   41.6℃   PH7.6   51ℓ/m(動力)   源泉R10号井
学術:日本温泉地域資産No.15源泉成分を含む源泉湯治法(日本温泉地8期学会編新版日本温泉地域資産) 


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