Renewal:再掲 温泉津温泉 泉薬湯(公衆浴場)
山陰の湊町温泉津。開湯1300年の重みも去ることながら昨年世界遺産に指定
された、石見銀山の積出港としての説明が分かり良い。石見銀山と共に栄えた
出湯の里はひっそり往時の面影を残している。共同浴場「泉薬湯」は大正ロマン
の佇まい。外からの番台が、特徴的。湯守おばさん、調度品がノスタルジック。
【Data】含土類ー食塩泉 49.2℃ pH7.2 源泉:ゆのつ元湯源泉 28.8 ℓ/m
参考#本物の名湯ベスト100-15温泉津温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術#日本温泉地域文化資産NO.93「元湯」共同浴場と歴史的町並み日本温泉地域学会)
石見銀山:戦国時代~江戸時代にかけて日本最大の銀山。温泉津一帯は銀山と
共に栄えたといってよい。日本を代表する鉱山遺跡として1969年に国
指定史跡、2007年ユネスコ世界遺産登録決定。同年、日本の地質百選。
記録:筆者が誘致した「日本温泉地域学会浅虫大会」に泉薬師・長命館の湯主
伊藤氏も参加。 ご夫婦で来青し夜遅くまで温泉談義した事が懐かしい。