バラバラやおまへんか
先日目出度く完成したクーラー修理ですが、またもや分解する羽目になりました。
お客様に完成報告をしようとした矢先であります。
なにやら音がするじゃあ~りませんか!。
プシュ~(不吉な音w)
あれだけ効いていたクーラーが皆目効きましぇん
予想通りエバポーレーターに穴が開いたようで、あの高価な当時物R12冷媒がスッカラカンであります。
外れたエバポASSY
この構造であれば、立派にエアコンとして除湿暖房も出来ることになります。
エバポの穴あき修理は、ラジエター屋でも箇所によっては可能なんです。
取りあえず、エバポを外します。
下部が錆びてますネw
これはエバポが水没していたと思われます。
案の定でコテコテw
ドレンホースが詰まっていて、排水が出来てないと思われます。
通常であれば、排水は室内に漏れて詰まりが判明するのですが、このGTV6は角度の問題で
山盛り溜まるようになってるようですw。
よって、今まで詰まりには気付かなかったのであります。
しかし、錆と穴あきの因果関係は不明です。
漏れ箇所を溶接修理
エアーを吹いてある程度漏れ箇所は確認出来ました。
他の箇所も心配なので、専門のラジエター屋さんに依頼して修理して貰いました。
これで、なんとか直ったと思ったのも束の間でありました。
ヒーターバルブが崩御
二度有ることは三度あるというか、悪いことは重なり、伏兵がおりました。
ヒーターバルブを再取付しようと思ったら、プラスティック部分が劣化しており、ポキッと折れちゃいました。
AC付Type116のヒーターバルブは特殊で、サーモ機能が付いております。
お値段もノーマルより数倍する稀少品なんです。
これは厄介なことになったと思ったのですが・・
デッドストック発見
少々形状が違ったのですが、なんとか加工したら取り付きました。
後は組み立てて、再度R12冷媒を入れるだけです。
今度は漏らないことを祈るだけであります。