キャブマウントをリニューアルの図
アルファに取っては極めてポピュラーな作業であります。
この後はキャブレターを取り付けるのですが、マウントとキャブの間にG/Kを挟みます。
かっての純正品はご存じのようにペラペラの紙製でした。
厚さが違う
いつもはストックしてる紙G/Kですが、ちょうど欠品で新たにGETしたのは左の少々分厚いアイテムでした。
分厚い方が密着性も良いというか、クッション効果もあると思ったDrであります。
何より、薄いペラペラ純正より質感を感じさせます。
ところが、PF氏とそんな話をしていたら、厚いのはダメと言われるじゃあ~りませんか!。
倍以上の厚みが違う
曰く、分厚いと言うことはネジ部だけが締まりすぎて、撓(たわ)む原因になるとのことダス。
また、分厚いのは紙の劣化等でも緩むことがり、増し締めも必要になるそうです。
インテークマニの裏側に関しては増し締めは不可能です。
撓んだりすると、エアー吸いやキャブの取り付け角度が変わり、同調にも悪影響があるということであります。
やはり純正の薄手のG/KをGMニスで付けるのが最善とのことでした。
毎度のことながら、PF名人には教えられることは多いです。
よ~く考えると、メーカーもそういう理由でG/Kの厚みや材質を吟味してるのでしょう。
G/Kは薄い方が良い
同様にオイルパンのアッパーG/Kなんかも、社外品の分厚くてシール材を吸収しすぎるような材質もダメだそうです。
レース用のエンジンがG/K無しで組むことが多くて、そのほうがはるかに強度が出るとのことであります(液体シール使用)。
そういえば、最近のアルファエンジンのオイルパンもG/Kは使わなくて、液体シールでドッキングがメーカー仕様になりました。
以上、ちょっと賢くなったDrであります。