
よくあるOHの準備アイテム
キャブ車に長くお乗りの方ならお解りかと思いますが、やはりキャブは
長年の使用で不調になり加速不良やアイドル不調になります。
アルファに標準のツインチョークキャブももちろん例外ではありましぇん。
不調を来せば交換するかO/Hするしかないのですが、キャブを適当に分解して
オート○ック○などで手に入るいわゆるキャブクリーナーで洗浄してもダメなんです。
Drもかってそのような作業は何度か試みましたが、改善は99%不可でした

そこでやむなく専門の気化器屋にO/Hを依頼すると直るわけです。
気化器屋の作業料金はお財布に優しくありましぇん。
ツインキャブではもちろんコストは倍となり更にお財布には優しくありせん

コストダウンも兼ねて、かって自力でのO/Hを実施したいと思うDrでありました。

ガビ~ン! 禁断のマグナス

マグナスの存在はずいぶん以前から知っておりました。
気化器屋が使うのもこの薬品であります。
ど~も劇薬のようですし、入手経路も知りませんから使用は憚られていたというのが正直なところです。
今回は例のDUETTOの完全固着したWEBERをなんとか自力で復活したいというのが狙いです。
しかし、このマグナスなるアイテムは生産中止という噂があり半ば断念していたのですが
簡単にGet出来ました(笑)。
使用にあたり門外漢のDrはPF氏(キャブ名人)とあのオールマイティのF田名人に簡単にレクチャーを受けました

それでは恐る恐るマグナスを使ってみましょう


ドボ漬けダスw
キャブは全て分解して裸にして針金等で吊り下げます。
ジェット類もザルに入れて付けます。
手に触れると皮膚がおかされるので手袋は必須のアイテムです。
漬けること一晩くらいだそうです。

水洗いダス
かなり白濁します。
キャブの中は迷路のようになっており、マグナスを完全に濯ぎ落とすことは時間がかかるようです。
そこで、

ドボ漬けしました

PF名人は何とかクリーンという洗剤で洗うのが良いと言われましたが、無いので水だけで
洗浄ダスw。
この後は、錆びないように水気をエアーで飛ばしCRCのようなもので保護します。

臓物も水揚げする
このマグナスなるアイテムは主成分がクレゾールで剥離材の役目を果たします。
キャブはガソリンのガム質が固着して経路を塞ぎます。
市販のキャブクリーナーではとても役に立ちましぇん。

マグナス効果的面!
漬け置きしただけでこんなに綺麗になりました

最も、錆やカチカチのカーボンには対応しないようですが、キャブで最も重要な
ポート内の詰まりには絶大な効果があるのでしょう。

綺麗になりました

この後は組み付けするのですが、果たして生き返るかは未知数で今後のお楽しみです。
読者の方でワテのキャブも綺麗にして欲しいと言う方がいたらお申し出下さい。
但し、セルフでお願いします(笑)。
言っておきますが、
かなり臭いまっせ~!
