
911の最も美しいアングル

多走行車を検証するを地でいくような個体であります。
通常は20万kmと言えば引くでしょうが、新車から大事に乗られた個体であれば何の問題もないということの証明の見本です。
余り大きな声で言えませんが、中古車市場での走行距離は100%当てにはなりましぇん。
ずいぶん昔にアナログ積算計からデジタルになり、10万km超が出てきましたw。
それまでは10万km超の個体は稀少でした

更に車検証に走行距離の記入が記載されて、なんと20万~30万kmの個体が出現したのでした!


今でも、AA出品ではメーター改竄車というのが何台かに1台はありますw。

正真正銘の20万kmダス(複雑)
カレラ2の市場価格を調査していましたら、20万kmという個体は一台もありませんでした。
一般的には引け目を感じさせる距離ですが、この個体に関しては現車を見たら決して悪いイメージはありましぇん。
実走行の半分以下と言っても違和感はないはずです。
その理由は質実剛健なポルシェの作りの良さと1オーナー屋内保管という恵まれた環境でしょう。

3万km前にO/H済みのエンジン
911のフラット6はやはり使い込めばオイル漏れします。
エンジンを降ろして完全分解が必須でお財布には優しくない重整備です。
その昔から911を買ったら100万円は用意しておけという格言があります。

実力を検証する
Dr自身が高速道路も含めて走りましたが、至って快調です。
それはエンジンのみならずサスやブレーキも全般的にです。
一点怪しいのはエアコンで、効きすぎるヒーターをコントロール出来なかったので
要修理かもしれましぇん


古いのはマニュアルに限る?
フェラーリやアルファなんかでも同じですが、旧年式になるとマニュアルシフトが歓迎されます。
相場もA/TよりもM/Tが絶対的に上回るのは信頼度とスポーツ心なんでしょう。

室内は及第点
もちろん使用感はありますが、特に大きなダメージもなく10万km以下で通るコンディションです。
このType964は今でも人気車のようで、上代では400万円超の個体もあるようです。
その半額以下でも性能は決して劣ることは無いこの20万kmの個体は随分とお買い得でっせ~!

1993y 最終911カレラ2 5MT ディーラー車 実走行20万km フルノーマル 検査24/4
エンジンO/H後3万km 希望価格 1,780,000円(←安い)