
スイスからの輸入車 ノンレストア!
このGTV6もショップで三指に入るコンディションです。
常連様間でオーナーチェンジはあったものの、その保管やメンテ度は秀逸でありました。
ボディは部分塗装はしていても、基本的にはノンレストア車です。
更に現オーナー様の愛情で数年前にメカ部分をほぼ全てリビルトしました。

エンジンフルOH済
今回のメニューの一つがAC(エアコン)修理で、高圧ホースやコンデンサーをリビルトして、
コンプレッサーも交換しました。
記憶によるとスイスではACレスでしたが、日本に送るときに新品のACを装着しております。
年式よりは新しいACですが、それでも20年近く経ってますから、AC修理もやむなし
というところでしょう。

今回のメインイベント?
この個体の泣き所はフューズBOXが慢性不良(?)でした。
原則修理不可能に加えて、入手不可能なフューズBOXです。
背に腹を変えられない状況故に、やむなくフューズBOXを新製しました。
本当はもっと見えない場所に付けたかったのですが、場所がありませんでした


カバーでカバーの図(座布団一枚?)
即席で作った簡易カバーですが、これで何とか凌げます。
フューズはゲジゲジタイプwから現行のブレードタイプになりました。
今までの接触不良は払拭され、電圧ドロップも改善されました。
オリジナルに拘り接触不良と同居するか、非オリジナルながら完全修理するか、
今回は実を取り迷わず後者にしたわけザンス


絶好調ダス?!
エンジンOHのアタリが付いてきたようで、かなりよい感じで回ります。
フューズBOXに関しては、乗られない個体ほど接触不良が出るようです。
SZ(ES30)も同じ症状が見受けられますので、要注意です。(乗らない人多し!)
以上、二台のGTV6は蘇り、ちょっと嬉しいDrであります
