某所からピックアップ
最近はジュリア105シリーズが品不足のようです。
特に段付きは高騰しており、おいそれと入手できません。
人気はともかく、コンディションと実用性では優れるジュリア最終とも言える2000GTV
を買い付けました。
この個体はPF氏のブログにも取り上げられていた個体ですが、Drも存在は以前より
知っておりました。
買い付けに躊躇した理由はUS仕様であることでした。
フラッシャー以外はEC仕様?
今回の買い付け理由はPF氏がキャブ化を購入条件にしてくれたのと、価格が比較的
リーズナブルになったことでした。
US仕様だからと言って悲観することはありません。
基本的にはEC仕様も同じですから、FM(※)を変更して、細部の儀装をEC仕様にすれば
化けます 。
むしろUS仕様は後述するようにボディの状態が世界一(?)良いのです。
公平な目でこのUSバージョンを検証してみましょう。
秀逸なロッカーパネル
通常腐食するインナーパネル
おそらくボディの状態はUSモデルがBESTであるのは間違いありません。
塗装の状態は良好ですから、コストを下げるためにも補修程度で済ます予定です。
嬉しいオリジナルなインテリア
ダッシュクラック無し!
通常変形するメーターナセルが無事なのは少々驚きです。
メーターのセルロイドもクリアーです。
難点はマイル表示の速度計ですが、km仕様に交換すれば化けるでしょう。
その他木目パネルの状態が良いのもコスト削減のためには大いに助かります。
歪み有り?
トリム自体は生きてますから、裏のボードのみ新製すればシャキッとします。
SPICA機械式燃料噴射
US仕様で最も嫌われる理由がこのSPICAです。
しかし、エンジン本体は基本的に同じですから、FMをWEBERにすればEC仕様に戻ります。
今回はキャブリンクもオリジナルロッド式に変更して完全EC仕様を目指します。
少なくともエンジンルームの光景はUS仕様だと後ろ指をさされることはありましぇん。
色違いのエンジンルームも赤にリペイントします。
今回の難題
バンパーもECと異なりますが、EC仕様はフラッシャーはボディ埋め込みです。
改造してECにするか、このままかヒジョ~に悩ましいですw。
いっそう、オプションにするのが良いかと思いますが(笑)。
更に、ついでにエンジンをチューンしろとか、お多福フェンダーにしろとか言うのも
有りです 。
US仕様の証
やはりECオリジナルにしたほうが良いですね。
こちらは容易いことであります。
素性の良い2000GTVはPF&DrのビューティペアでEC仕様化とプチレストアを遂行させます。
業界最強のコンビwですから、出来栄えは最高
しかも、お値段は意外とリーズナブルかもしれませんよ 。
※FM→フューエルマネージメント