ECU修理で蘇った156GTAのエンジン
納車約一ヶ月で不動になった156GTAの原因はお決まりとも言えるECU(エンジンコンピューターユニット)が
壊れたからです。
全国的に頻発しているECU不良は、このエンジンに限り頻発して、オーナーや修理屋を悩ませます。
取付け位置に問題あり
昔のECUは弁当箱スタイルで室内に取り付けてましたが、途中からエンジンルーム剥き出しスタイルに変更
されました。
素人目にも、エンジンルームの熱害が気になりますが、まさにその熱害で壊れるようです。
特に、日本の酷暑渋滞でエンジンルーム内の熱が抜けないのが、大きな原因であると推察されます。
見た目は綺麗なECU
不幸にして壊れたECUを直すには以下の手法しかありません。
■ 新品ECUに交換 既には廃盤で入手不可 新品は26万円であった
■ 中古ECUに交換 中古単品交換は不可 ボディコン、イモビキー等のセット交換必要 品薄高価
■ ECUを修理する 現実的に直らない場合が多い
今回は、ECU本体を某所にて修理して貰いました。
若干条件はありますが、最もお財布に優しい手法です。
少し前にも147GTAのECUを修理して貰い完璧でした。
テージスのECUも壊れた
過去例ですが、ショップに預かっている間に壊れたと言う誠に由々しき事態でした。
オーナー様は、まさに寝耳に水で、ショップが壊したと誤解されるかもしれません。
この時はイタリアでリビルト品をGETして比較的リーズナブルに直しました。
取付位置は同じ
その他、141パンダや159でも同症例がありました。
全て、エンジンルーム剥き出しスタイルの取り付けです。
なぜ、エンジンルームにECUが剥き出しで付けられるのか不明です。
室内の取付スペースの問題や配線が長くなるとかで、エンジンルーム内に移されたのかは定かでありませんが、
メーカーには熱対策等をしっかりとして貰いたいものです 。