Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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GTV6のAC修理はこうするアイフル?

2019-05-14 10:19:37 | 修理日記

常連様のGTV6のACが崩御 

この個体は、冷媒以前にコンプレッサーを駆動するベルトのアイドルプーリーが壊れました。

厄介なことに分解したプーリーのB/gは交換出来ないプーリー一体型です。

早い話が入手不可の純正部品ですから困りました。

プーリーを一品製作することは可能ですがお財布に優しくありません。


国産B/gに入れ替えた

折中案として純正プーリーを生かして、中身のB/gのみを国産製に改造しました。

これで、今後は安価な高性能なB/gを使えます。


レトロフィットKIT

オーナー様のリクエストで冷媒を入手困難かつ高価なR12(代替)より現代のR134仕様に変更しました。

以前に、同型GTV6での変換作業が好結果であったのを参考にされたようです。


変換完了


お財布に優しい現行R134冷媒


更にクスリで効きアップ

R12で使用不可であったAC添加剤も使用出来るようになりました。


変換KITは意外にお財布に優しい価格であり、現行の安価なR134冷媒が使用出来るようになります。

旧冷媒を数本使用するのとレトロKIT+新冷媒は同等以下のコストであり、今後の補充では大きな差になります。

効き重視で旧R12を優先していましたが、流石に高騰と入手難で今後はレトロフィットKITにします。

効き自体は何の問題も無いことが判明しましたので。

1990年代初頭までは、旧R12仕様ですから変更が望まれます。

アルファでは75や164に115SPIDERや155(途中まで)が該当します。

特にこの年式ではクーラー修理は当たり前ですから、漏れテストだけでも旧冷媒は高価です。


ジュリア2000GTVもR134

最初からR134仕様にて取り付けたクーラーは全然良く効いております。

KITは常時在庫予定なので、対応は迅速に出来るかと思います。




 

コメント
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