
1.4 16V TB 170PS MultiAir Exclusive PacksportX2
6月末にオーダー頂きましたジュリエッタが仲良く到着しました。
納期は約4ヶ月ですが、排気ガステストに少々時間を費やしました。

レッドは定番6MT仕様
ショップでベストセラーとも言うべきバージョンです。
お客様は147MTからの乗り換えですが、初取引となり、今後ともよろしくお願いします。

注目のTCT仕様 レザーシートはOpt
ボディカラーはBlue Profoundと言う正規輸入に無いカラーです。
TCTはかって、MiTo正規物で体験済みなのですが、ちょっとクローズアップしてみます。

左に倒すとマニュアルモード 今時の+(手前)がシフトアップ仕様
試走を兼ねて、A/T、M/Tモードとパワーモードの“N”と“D”も各々試しました。
比較の対象はやはりセレスピード(シングルクラッチ)と先輩?のVWのDSGになります。
結論からするとセレ程ではないにせよ、特に低速時のシフトアップにややスムーズ感
が欠けました(ATモード)。
これはツインクラッチのバトンタッチのタイムラグです。
回転を上げるほうが、セレと同じで気にならなくはなります。
VWのDSCのほうが、よりスムーズで素早く、一日の長が認められるでしょう。
TCTもセレのようにキャリブレーションを掛けて、調整できるのか調べてみます。

パドルスイッチはOpt
このTCTで本領を発揮したのはMTモードです。
こちらはシフトアアプ&ダウンとも圧倒的にスムーズで楽しめました!。
個人的には、ATモードよりもこちらをデフォルトで乗ったほうが良いのじゃないかと
思ったくらいです。
秀逸なエンジン、サスと相まって気分はまさに
ファンツードライブです

。

坂道発進テストの図
坂道で停止すると、一瞬後ずさりしますが、その後は停止しました

。
後ずさりは僅か(数センチ?)ですから実用上は特に問題ないでしょう。
VWのDSGでは、この後ずさりはなく、停止後クリープして前進します。
(DSG恐るべしダス)
坂道停止はクラッチを焼くという情報もありましたから、ブレーキペダルはしっかりと
踏んでおいたほうが良いのかもしれません。
以上、注目のTCTの短評ですが、他のTCTも体験してみないと正確な評価は下せないでしょう。
一つ言えるとすれば、DSGではMTモードで乗る気がしないけど、TCTでは逆に積極的に
MTモードで乗りたいというのが今のところの個人的見解です。
ATモードの出来具合の差もありますが、クルマの性格からはこれでも良いと言えば良い
じゃあ~りませんか!

。
■編集後記
実はTCTの評価が気になって、自身の過去の記事を読み返しましたw。
おおまかなところで間違いはなかったのと、正規ディーラーさんにもTCTの出来栄えを
確認しましたから、Drの評価は信頼に値するでしょう(笑)。