先日、松本市の中古レコード・CD店の「ガラス玉遊戯」で、クラシックを聴いたら、ジャズも聴きたくなり、想雲堂に寄りました。クリームソーダを初めて注文しましたが、色鮮やかで美味しい。色鮮やかなジャケットのCDです。
EMILLIE-CLAIRE BARLOW (エミリー・クレア・バーロウ)
SPARK BIRD (Empress Music 2023年録音)
エミリー・クレア・バーロウ(vo, 1976年生)は、カナダの歌手ですが、CDを多数出し、来日もしているので、日本でも知られていると思います。僕は、東京コットンクラブでライブを聴いたり(関連記事)、CDを集めてきました。本作は、昨年出された彼女の新作アルバムです。
メンバーは、エミリー・クレア・バーロウ(vo, 編曲)、曲毎に編成を変えていますが、主な伴奏者は、レグ・シュワーガー(Reg Sxhwager, g)、Jon Maharaj(b)、ケリー・ジェファーソン(Kelly Jefferson, ts)、Celso Alberti(Percussion)など。編曲は、バーロウやSteve Websterが行っています。
曲目は次のとおり。
1 Over the Rainbow (Harold Arlen, Yip Harburg)
2 Fais comme I'oiseau (Antonio Carlos Marques, Jacofi, Pierre Delance)(フランス語、「鳥のように」)
3 Skylark (Hoagy Carmichael, Johnny Mercer)
4 Bird of Beauty (Stevie Wonder)
5 O (Guy Berryman, Johnny buckland, Chris Martin, Will Champian)
6 Where Will I Be? (Hannah Barslow)
7 Little Jazz Bird (George Gershwin, Ira Gershwin)
8 Pajaros de Barro (Manola Garcia) (スペイン語、直訳「粘土の鳥」)
曲目は、鳥に因むものが選曲されています。大スタンダード曲の「Over the Rainbow」(虹の彼方に)や「Skylark」、スティーヴィー・ワンダー作「Bird of Beauty」やガーシュイン作「Little Jazz Bird」など。
Bird(鳥)に関するスタンダード曲などを最新の編曲で聴くことができます。エミール・クレア・バーロウは、快調で、清々しく歌っています。編曲はポップス寄りですが、ギターやテナーサックスが時たま入り、ジャズという感じも。よく知られた「Over The Rainbow」やしっとりと歌われる「Skylark」に加え、原曲はブラジルの歌で、ミシェル・フュガンがフランス語で歌った「Fais Comme L'oiseau」も素敵です。伴奏には弦楽器なども用いて、曲毎に雰囲気も変わり、飽きません。
ジャケット写真から。イラストや写真が凝っています。
(参考)本作から「Over the Rainbow」が聴けます。
Over the Rainbow (youtube.com)
【エミール・クレア・バーロウホームページ】
スケジュールを見ると、カナダ国内はもとより、この6月には、ニューヨークのジャズクラブ「Birdland」に登場するなど、活躍を続けています。
【想雲堂】
住所:長野県松本市大手4-10-15
電話:0263-87-8422
ホームページ:想雲堂 (ソウウンドウ) - 松本/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
入口
カウンター席に座りました。
入口の方に向かって撮影。
小さなスピーカーからですが、BGMにジャズが流れています。
ビル・エヴァンスのCDなどが積んでありました。
クリームソーダ。クッキー付きです。
『空と雲をイメージしたクリームソーダ』だそうです。色のグラディエーションも楽しい。
アイスクリームもたっぷりで、これからの季節に良さそうです。
このクッキーが結構美味しい。
右に想雲堂、道を挟んで左に「ホテル 松本花月」があります。
近くには、「東門の井戸」があります。