安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジェームス・ウィリアムス「MAGICAL TRIO 2」、上田市「香吃大食堂」でエビニラ玉のランチ。

2024-04-11 19:50:21 | ピアノ・トリオ
先日、平日ランチに外出して、久しぶりに「香吃大食堂」へ。3種類のランチの中から「エビニラ玉」を選択。海老、ニラ、玉子などを炒めてあるお料理で、原材料が多彩でした。多彩な演奏です。

JAMES WILLIAMS (ジェームス・ウィリアムス)
MAGICAL TRIO 2 (Emarcy 1987年録音)

   

ジェームス・ウィリアムス(p, 1951~2004年)は、1978年から4年間、ジャズ・メッセンジャーズに加入していましたが、その時のボスのアート・ブレイキー(ds)を迎えて、87年6月にマジカルトリオとして第1作を録音し、同年11月にはエルヴィン・ジョーンズ(ds)を迎えた第2作を出します。本作は第2作です。

メンバーは、ジェームス・ウィリアムス(p)、レイ・ブラウン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。ウィリアムスにとって、レイ・ブラウン、エルヴィン・ジョーンズとは共演歴もあり、理想的なメンバーだったと思われます。

曲目は次のとおり。

1  Bohemia After Dark (Oscar Pettiford)
2  Too Late Now (Alan, Jay Lerner,  Breton Lane)
3  A Portrait of Elvin (James Williams)
4  Roadlife (James Williams)
5  In The Open Court (Jame Williams)
6  You Are Too Beautiful (Lorenz Hart,  Richard Rogers)
7  Lullaby of The Leaves (Bernice Petkere,  Joe Young)
8  Bohemia After Dark(Alternate take)(Oscar Pettiford)
ジェームス・ウィリアムスの自作が3曲、スタンダードが3曲、オスカー・ペティフォード作の名曲「Bohemia After Dark」という選曲。「Bohemia After Dark」は、有名曲ですが、録音当時は、一般にあまり演奏されることがなかったようです。

本作は、マイク・モラスキー著「ピアノトリオ」(その記事へのリンク)で取り上げられ、特に「Bohemia After Dark」について詳しく言及されていたので、改めて聴きました。やはり「Boheia After Dark」が、超興奮ものの素晴らしさで圧倒されました。ジェームス・ウィリアムス(p)は、両手を用いてドライブ感を出し、エルヴィン・ジョーンズ(ds)は終始燃え続けていてスリリング。「Roadlife」では、レイ・ブラウンの見事なウォーキングベースが聴け、バラード「You Are Too Beatiful」は美しく、コレクションに欠かせないアルバム。

ライナーノートにある録音時の写真。

メンバーの写真。左から、レイ・ブラウン、ジェームス・ウィリアムス、エルヴィン・ジョーンズ。エルヴィンの体格を見ると、迫力感じます。

(参考)マジカル・トリオ2から「Bohemia after dark」が聴けます。

James Williams,Ray Brown,Elvin Jones Bohemia after dark (youtube.com)

 

香吃大食堂(シャンチーダイショクドウ)】
 
 
 
外観。縦に細長い建物です。
 
 
今週のランチ。「エビニラ玉」、「四川水餃子」、「海鮮炒飯」の3つがラインナップされていました。
 
 
カウンター席からは、小さな庭が眺められます。
 
 
今週のランチから「エビニラ玉」とごはん、スープ、サラダのセットです。
 
 
具材が豪華で、目に鮮やかで、量もありました。かなり満足度が高い一品です。
 
 
エビが結構大きい。
 
 
玉子やキノコもたくさん入っていました。
 
 
サラダ。ほとんどキャベツです。ドレッシングがかかり、食べやすい。
 
 
スープ。これも美味しい。当日は、天気がよく温かくて、ランチを食べに外出したい季節がきました。