安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

オリヴィア・メイセル「A MOMENT IN TIME」、CoCo壱番屋安曇野インター店で「魯肉スパイスカレー」。

2024-04-28 19:30:00 | ヴォーカル(L~R)

先日、CoCo壱番屋安曇野インター店で、初めて「魯肉スパイスカレー」をいただきました。お肉が柔らかく、スパイスが利いたエスニック風な味わいでした。初めて耳にする歌手です。

OLIVIA MAISEL (オリヴィア・メイセル)
A MOMENT IN TIME (OLIVIA 2022年録音)

   

オリヴィア・メイセルは、フランス・トゥールーズ出身で現在はカナダのモントリオールを中心に活躍する女性シンガーです。彼女のアルバム「A Moment in Time」がジャズ批評誌「JAZZ AUDIO DISC AWARD 2023」のヴォーカル部門の金賞(第1位)に選ばれたので関心を持ち聴いてみました。
 
メンバーは、オリヴィア・メイセル(vo)、Thelonius Garcia(p)、Luc Herrmann(g)、John Buck(ds)、Alex le Blanc(b)、Noemy Braun(Cello)、Sergiu Popa(Accordion)。いずれもカナダのミュージシャンだと思われます。

曲目は次のとおり。

1  Crazy He Calls Me  (Carl Sigman,  Bob Russell)
2  My Foolish Heart (Ned Washington,  Victor Young) 【愚かなりわが心】
3  The Nearness of You (Ned Washington, Hoagy Carmichael) 
4  Send in the Clowns (Stephen Sondheim)
5  Easy to Love (Cole Porter)
6  Embraceable You (Ira Gershwin,  George Gershwin)
7  Que Reste-T-Il De Nos Amours? (Charles Trenet)【残されし恋には(恋の名残)】
8  Last Time for Love (Carmen McRae)
スタンダード曲中心です。シャルル・トレネ作の「Que Reste-T-Il De Nos Amours?」は、「I Wish You Love」として、英語でも歌われますが、フランス語歌唱です。「Last Time for Love」はカーメン・マクレエ作です。
 
オリヴィア・メイセルのデビュー作です。好きな曲が多く、澄んだ透明感のある声でメロディを素直に歌っていて、好感がもてます。また、伴奏がでしゃばらないのもありがたい。有名曲ではあるものの親しめなかった「Send in the Clowns」がようやくこのメイセルの歌で、素晴らしい曲だと思えました。心に染み入るようなバラード「My Foolish Heart」、この曲だけ4ビートでスイングする「Que Reste-T-Il De Nos Amours?」も印象に残ります。声の質は異なりますが、ちょっとアン・バートンを思い浮かべました。 
 
【オリヴィア・メイセル ホームページ】

 
   
 
 
上記2枚の写真は、彼女のホームページからお借りしました。
 
(参考)本作から「My Foolish Heart」が聴けます。

【ジャズ批評 2024年3月号】

   

表紙

   

JAZZ AUDIO DISC AWARD 2023のインストメンタル部門の受賞一覧。5位に入っているクリス・ボッティのものはちょっと聴いてみたい。

   

AZZ AUDIO DISC AWARD 2023のヴォーカル部門の受賞一覧。金賞の本作、6位のサマラ・ジョイ、8位のぺぺ・ニエブラのCDは持っています。

【CoCo壱番屋安曇野インター店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

お店の外観

魯肉スパイスカレーのメニュー。

野菜サラダも注文。

『甘辛く煮た豚角煮がやわらかくて絶品!八角、クミンなどを効かせたココイチの台湾風スパイスカレー!』だそうです。確かに、スパイスが利いていて、エスニック風味です。

お肉は細かく切ってあります。もう少し大きければいいなと思いました。

細く切ったタケノコや小さなキノコなどが入っていました。たまには、こういうカレーもよいものです。