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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョー・ヘンダーソン TETRAGON

2010-01-11 23:20:32 | テナー・サックス

招待状をいただいたので、先日、長野市内で行われたある業界の新年会に行ってきました。政治や景気のことは挨拶の中で多く触れられていたので、顔見知りの人とは、健康の話で歓談してきました。早朝の散歩やラジオ体操、スポーツジムに通っているなど、皆さん結構気を使っているようです。僕も何かやった方がいいと思うのですが、実行に至っていません。「招待(状)」は英語で「Invitation」です。

JOE HENDERSON (ジョー・ヘンダーソン)
TETRAGON (Milestone 1967,1968年録音)

 Tetragon

「Invitation(インビテーション)」は、1944年にブロニスラフ・ケイパーが作曲したものに56年にポール・フランシス・ウェブスターが詞をつけて、歌われたり演奏されるようになったもの。ケイパーは「On Green Dolphin Street」も作っています。「Invitation」は、コード進行が面白くモーダルな響きがするせいもあるのか、様々な奏者に取り上げられてきました。

「Invitation」の演奏には、アル・ヘイグやミルト・ジャクソンなどのものもありますが、なんといってもジョー・ヘンダーソンの「Tetragon」収録の同曲の演奏がよく知られています。このアルバムは、彼の代表的作品でもあり、、また、親しみやすいので、はじめてジョーヘンを聴くのにも適しています。

二つのセッションからなり、67年9月の録音は、ヘンダーソン(ts)、ドン・フリードマン(p)、ロン・カーター(b)、ジャック・デジョネット(ds)。68年5月は、ヘンダーソン(ts)、ケニー・バロン(p)、ロン・カーター(b)、ルイ・ヘイズ(ds)というメンバー。「Invitation」は、前者のメンバーによる録音です。

「Invitation」、「R.J」、「The Bead Game」、「Tetragon」、「Waltz For Zweetie」、「First Trip」、「I've Got You Under My Skin」の7曲。「Invitation」は、テーマをしっかりと吹きどっしりとしたスイングをしてくれます。「Tetragon」の小刻みフレーズはかっこいいし、「I've Got You Under My Skin」も高音を用いるなど聴きどころが多い作品。

ホーム・ページにジョー・ヘンダーソン(ts)を掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう ジョー・ヘンダーソン



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
azuminoさん、遅くなりましたがおめでとうございま... (67camper)
2010-01-13 06:26:17
azuminoさん、遅くなりましたがおめでとうございます。大好きなアルバムが出ましたので丁度良かったです。自分もこのアルバムは学生時代に新潟ジャズフラッシュにマスターから聴かせていただき、常々欲しいと思っていたアルバムです。高知に帰って来てコーティングジャケ、ブルーラベルのマイルストン盤で入手いたしました。ひょっとしてオリジかな、とほくそ笑んでいますがどうでしょう。ご指摘のように出色のインビテーションが聴けますよね。ブルーノート以外のジョーヘンでは最高の一枚だと思います。今年も宜しくお願いいたします。
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67camperさん コメントありがとうございます。本... (azumino)
2010-01-13 23:03:31
67camperさん コメントありがとうございます。本年もよろしくお願いします。

ジョー・ヘンダーソンは、ブルーノートの諸作に目がいきがちですが、マイルストーン時代もよいものがあります。この作品と、日本でのライブやライトハウスのライブを聴いてきました。

67camperさんお持ちのマイルストーン盤はオリジナルか不明ですが、MSP-9017(1969年)であればオリジナルのはずです。
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azuminoさん、MSP-9017でした。オリジナルとわかり... (67camper)
2010-01-13 23:13:40
azuminoさん、MSP-9017でした。オリジナルとわかり、嬉しくてコメントさせていただきました。私事ですみません。
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67camperさん こんばんは (azumino)
2010-01-14 22:03:22
67camperさん こんばんは

それはよかったです。CDは容易に入手できますが、音のよいLPはますます入手困難ですね。
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本当に名曲名演です。他にMuseレコードのWalter Bi... (無名)
2010-05-26 17:18:13
本当に名曲名演です。他にMuseレコードのWalter Bishop Jr のものがいいです。
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コメントありがとうございます。 (azumino)
2010-05-26 20:16:28
コメントありがとうございます。

Walter Bishop Jr.のものは、「Valley Land」ですね。持っているので、改めて聴いてみました。8分を超える熱演で、これもなかなかよいですね。ノンビートの前奏がきれいです。

はじめてコメントいただいたと思います。今後もよろしくお願いします。
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わざわざすみません。 (無名)
2010-05-27 09:19:53
わざわざすみません。
Invitation で他には、Jack Wilson のDiscovery 盤。これも長く、途中でSpeak Low が出てきたりと大好きです。変わったのでは、作曲者のKaperがソロをやっているもので、まるでクラシックかと思う一品です。
Coltrnaeのは、いいのですが、ちょっとスローすぎますね。
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無名さん 引き続きのコメントありがとうございます。 (azumino)
2010-05-27 22:38:00
無名さん 引き続きのコメントありがとうございます。

「Invitation」は、面白い曲でモード的な扱いもできるせいでしょうか、録音が多いですね。Jack Wilsonのものは、僕は未聴です。収録されている「Innovation」を探してみます。

引き続きよろしくお願いします。
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