招待状をいただいたので、先日、長野市内で行われたある業界の新年会に行ってきました。政治や景気のことは挨拶の中で多く触れられていたので、顔見知りの人とは、健康の話で歓談してきました。早朝の散歩やラジオ体操、スポーツジムに通っているなど、皆さん結構気を使っているようです。僕も何かやった方がいいと思うのですが、実行に至っていません。「招待(状)」は英語で「Invitation」です。
JOE HENDERSON (ジョー・ヘンダーソン)
TETRAGON (Milestone 1967,1968年録音)
「Invitation(インビテーション)」は、1944年にブロニスラフ・ケイパーが作曲したものに56年にポール・フランシス・ウェブスターが詞をつけて、歌われたり演奏されるようになったもの。ケイパーは「On Green Dolphin Street」も作っています。「Invitation」は、コード進行が面白くモーダルな響きがするせいもあるのか、様々な奏者に取り上げられてきました。
「Invitation」の演奏には、アル・ヘイグやミルト・ジャクソンなどのものもありますが、なんといってもジョー・ヘンダーソンの「Tetragon」収録の同曲の演奏がよく知られています。このアルバムは、彼の代表的作品でもあり、、また、親しみやすいので、はじめてジョーヘンを聴くのにも適しています。
二つのセッションからなり、67年9月の録音は、ヘンダーソン(ts)、ドン・フリードマン(p)、ロン・カーター(b)、ジャック・デジョネット(ds)。68年5月は、ヘンダーソン(ts)、ケニー・バロン(p)、ロン・カーター(b)、ルイ・ヘイズ(ds)というメンバー。「Invitation」は、前者のメンバーによる録音です。
「Invitation」、「R.J」、「The Bead Game」、「Tetragon」、「Waltz For Zweetie」、「First Trip」、「I've Got You Under My Skin」の7曲。「Invitation」は、テーマをしっかりと吹きどっしりとしたスイングをしてくれます。「Tetragon」の小刻みフレーズはかっこいいし、「I've Got You Under My Skin」も高音を用いるなど聴きどころが多い作品。
ホーム・ページにジョー・ヘンダーソン(ts)を掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう ジョー・ヘンダーソン
ジョー・ヘンダーソンは、ブルーノートの諸作に目がいきがちですが、マイルストーン時代もよいものがあります。この作品と、日本でのライブやライトハウスのライブを聴いてきました。
67camperさんお持ちのマイルストーン盤はオリジナルか不明ですが、MSP-9017(1969年)であればオリジナルのはずです。
それはよかったです。CDは容易に入手できますが、音のよいLPはますます入手困難ですね。
Walter Bishop Jr.のものは、「Valley Land」ですね。持っているので、改めて聴いてみました。8分を超える熱演で、これもなかなかよいですね。ノンビートの前奏がきれいです。
はじめてコメントいただいたと思います。今後もよろしくお願いします。
Invitation で他には、Jack Wilson のDiscovery 盤。これも長く、途中でSpeak Low が出てきたりと大好きです。変わったのでは、作曲者のKaperがソロをやっているもので、まるでクラシックかと思う一品です。
Coltrnaeのは、いいのですが、ちょっとスローすぎますね。
「Invitation」は、面白い曲でモード的な扱いもできるせいでしょうか、録音が多いですね。Jack Wilsonのものは、僕は未聴です。収録されている「Innovation」を探してみます。
引き続きよろしくお願いします。