家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

よわったマムシ

2009-05-20 08:35:27 | Weblog
私がチェーンソーの目立てをしていると、近くの草むらからマム君が見ていた。

近づいていっても動かない。

昼寝をしているようだ。

「お前恐い顔をしているなぁって言うと、あんたもねって言うか?」

なんて声を掛けても熟睡している。

別の用事を済ませてからもう一度見てみると姿がなかった。

草むらを覗いてみた。

するとまだそこに居た。

だが裏返しになっている。

これは変だと思って棒でつついてみた。

一応逃げようとはするが、まるで力が抜けているように弱い。

今度はゴミを挟むハサミで摘んでみた。

さすがに持ち上げられると構える。

だが本来の機敏な動きは全くない。

草むらに下ろして彼の無事を願った。

2年前は見るのも恐かったが今は片手にカメラを持って動画を撮れるほど落ち着いた自分がいる。

慣れるもんだよ。

何でもあきらめなくていいってことだね。