家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

社会人大学その1

2009-05-30 08:30:15 | Weblog
社会人大学が今年も始まった。

今年はどんな話が聞けるのだろうと胸が躍る。

入場のための列に並んだ。

すると、おばさんが私の前でもなく真横でもない微妙な位置に並ぶ。

少しでも前に入りたいらしいが私の様子を見てみているようだ。

「今年もフェイントから始まった」と痛感した。

列が動いたので私も続いて動いた。

おばさんは、あきらめて私の後に並んだ。

今日の講師は川勝平太氏。

日本の文化力の話だ。

いいねえ。教養のある人の話は。

歴史に基づいているし数字も確かだ。

脱線する話が、それはそれでとても楽しい。

「どうして脱線するかといいますと・・・・・」

と脱線の解説付きだから本筋は見失わない。

と、うしろのおばあちゃんがカバンの中から鈴の付いた何かを出し始めた。

鈴を鳴らすか?この良い話の最中に。

今の世は女時(めどき)だと言って女性の勢いについて熱く語っているというのに。

未来に希望が湧く話を聞いた。

だがその一方何度も落胆する。

それが社会人大学。