家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

一周散歩

2010-12-06 08:31:00 | Weblog

春野の我が家は坂を登ったところにある。

 

もちろん山だから、それ以上に高い場所はいくらでもある。

 

我が家から上には2軒の家があるだけで、それ以上は誰も住んでいない。

 

車を置き下に歩いていった。

 

20分間下り終えると図書館がある。

 

そこで健康雑誌を読んで15分休憩をした。

 

次は上りだ。

 

20分ほど上り、もうすぐ帰宅するという場所が最も坂がきつい。

 

少し休憩をしているとY爺さんが下りてきた。

 

「車はあるけど家にいないもんで」と言った。

 

私を探しに来たようだ。

 

Y爺さんの耕す棚田を見てしばらく話をした。

 

「それでは」と言って再び歩き始めた。

 

5分で帰宅できた。

 

同じ道でも上りと下りでは5分も違いがでる。

 

別の日今度は気田川の反対側から我が家を見てみることにした。

 

ポケットにカメラだけ入れて防寒して歩き始めた。

 

図書館側に下りて行くと黒い小さな動物が走り去った。

 

ウサギかと思ったが走り方から言ってタヌキの子であろう。

 

図書館の手前を左に曲がり18分で前島橋に出る。

 

澄んだ水がとうとうと流れ川原でカラスの群れが日向ぼっこしている。

 

橋を渡り左折した。

 

舗装された道路は終わり、ここからは草の刈り取られた堤防になる。

 

舗装とちがい道の草や石また車のわだちが靴底を通して感じられる。

 

再び舗装道路に出るが、ここは歩道が整備されていて車の通りが多くても恐くはない。

 

これが国道362号線だ。

 

浄水場の建物が見えたあとY爺さんの親戚の所有する別荘が見えた。

 

我が家のちょうど対岸に出たのだ。

 

ここで写真を何枚か撮る。

 

杉の林ばかりで面白くない。

 

やはり紅葉している木が目立つ。

 

「これから広葉樹を植えていこう」と誓った。

 

大きな天狗の面を過ぎると橋の欄干に天狗がある宮川橋だ。

 

橋を渡りきって、そのまま堤防に下りた。

 

ここも草が刈ってあるので歩き易い。

 

夏はヘビが出るだろうなと思いながら歩いた。

 

やはり車で走るのとは景色も違うし、かなりショートカットしたことになる。

 

ネコ屋敷Kさん宅では道路から家の前にいるネコ達が私を歓迎してくれた。

 

あと一息で我が家だ。

 

ここから上りになる。

 

しかし傾斜はなだらかできつくはない。

 

毎年「道造り作業」でジョレンを持って作業するから、ただ歩くだけならドオッテことはない。

 

先日間伐してもらった我が家の山が見えてきた。

 

日が奥まで差し込むようになった。

 

鬱蒼としていた道路が明るくなり気分が良い。

 

今日の作業を考えて山と谷を覗いて歩いた。

 

帰宅して時計を見ると50分経過していた。

 

歩きに徹すれば45分コースだなと感じた。