家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ナタの柄

2011-03-07 08:59:33 | Weblog
薪割りをするときナタを使ってみた。

妻の父親から譲ってもらったナタだ。

ナタの刃の背をハンマーで叩く。

木に食い込むが食い込むだけで木は割れないしナタも抜けない。

しかたなくいろんな箇所を叩いてみた。

ナタの柄が折れてしまった。

妻がどこかで拾ってきたサクラの枝を使ってナタの柄を作ることにした。

私の握り易い太さの部分だけを枝全体から切り出した。

その木片に刃の刺さる隙間を作る。

ノコギリやらナイフ、ヤスリなどで少しずつ隙間を広げる。

金属のリングをはめるように先端を円状に削る。

金属リングをはめた後で刃を挿入するとピッタリになった。

あとは刃をリベットで留める。


いままで使用していたリベットは柄の厚さが変わったため使えない。

いろいろ考えた挙句釘を使うことを思いついた。

柄の厚さを考慮して釘を切り先端を尖らす。

柄に予め穴を空けておく。

勿論それは刃に開けてある穴と同じ位置である必要がある。

柄の穴は柄を貫通してはいけない。

リベットと違って片側には何も出ていないようにする。

柄の穴の空いている側から釘を打ち込み刃の穴を通過してからは普通の釘のように柄の中に差し込まれる。

柄を少し磨いてみた。

柄の鞘に収めると全く違和感のない物になった。

妻の父親も、これならOKを出してくれるであろう。