家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ドブ掃除の後の掃除

2011-03-17 07:41:46 | Weblog
町内のドブ掃除があった。

下水道は完備しているので雨水の流れ込むドブの掃除だ。

我が家の隣に小学校が出来てから「通学路」として整備されコンクリート製のドブ板がきっちりはめ込まれた。

網目のような鉄製の点検口のところだけが、かろうじて開けることができる。

上から見てみただけで相当量のドロが詰まっているのが分かる。

バールで点検口を持ち上げて外した。

小ぶりのスコップで土を持ち上げては道路の隅に出す。

四角く形作られた土は四角のままに出てくる場合と崩れてしまう場合がある。

なんとなく四角の形のまま掬い上げると気持ちが良い。

小学校の運動場の土が大半で、あとは堆積した枯葉が土になった物だ。

どこから侵入したのか空き缶やビンそしてお菓子の袋なども出てくる。

気が付けば積み上げた土は、けっこうな山になっている。

「今夜だけ雨が降らなければいいが」と思いながら終了した。

翌朝まで良い天気だった。

朝刊を取りながら我が家から見渡せる範囲を見る。

ドブ掃除したのは我が家を含めて3軒のみ。

9時過ぎにドロ回収のトラックが回ってきた。

運転手とシルバー人材の二人。

スコップ一丁で掬い上げては荷台に放り上げる。

道路に置かれた土の山は、いとも簡単に取り去られる。

ホウキを使って掃く必要がないほどきれいに掬い上げていく。

昨日スコップを使ったけれど少なく、まとまっていない土ほど掬いにくい。

スコップを差し込むスピードが違うのか、はたまたスコップの進入角度が良いのか。

単純な道具だが奥が深いことを知らされた。