家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

建前で一時休止

2011-05-01 08:58:43 | Weblog
外の水場に屋根を付けることにした。

ついでに屋根を少し広めにして中にテーブルでも置こうかと考えた。

材料は山にゴロゴロ転がっている丸太だ。

まずは太さが13cmくらいの丸太を切り出す。

3m70cmを8本4m50cmを4本。

山で皮むきをした後敷地内に下ろす。

同時進行で沓石という基礎になるコンクリートのカタマリ3個を地中に固定する。

縦 横 高さ を合わせる難しさ。

安価な赤外線を利用した水準器とピンク色の糸を使う。

Y爺さんに手伝ってもらった。

彼は、ほんの1ミリの誤差を調整する。

私が作るのだから1センチ違っていてもOKなのに。

柱になる3本はきれいに磨きをかけた。

枝の跡のある物を角に使うことにした。

磨いた丸太を沓石に乗せてみた。

真っ直ぐに立たない。

Y爺さんが丸太を転がして見て「5ミリ違っている」と言う。

5ミリの所に印をして「立てて様子を見ては倒して削る」を繰り返した。

結局Y爺さんの言ったとおり5ミリ歪んでいた。

立てた柱の先端にくぼみを付ける。

そこに横方向の丸太が乗るのだ。

次に、その横方向の丸太にもくぼみを付けた。

チェーンソーで根気よく削るのだ。

オガクズだらけになって、そのくぼみをガストーチであぶり炭化させておく。

丸太同士をカスガイとバンセンで結ぶ。

いわゆる建前の状態になった。

ここまで来て小休止することにした。

連休でホームセンターが込み合うからだ。

屋根には土を乗せて芝生のような植物を育てようと思っていたが

「水やりが難しくない?」と言われて

「それもそうだ」と、どうするか考えることにした。

屋根の下に入ることになる石垣の隙間もモルタルで埋めておかないとヘビが入り込みそうだ。

水瓶も移動する必要がある。

照明器具も付けたい。

床は三和土(タタキ)にするかコンクリートかレンガを敷き詰めるのか。

楽しい悩みが頭の中を占領する。

Y爺さんは米作りが始まって忙しくなってしまった。