家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

世田谷ボロ市

2011-12-17 09:24:47 | Weblog
岩水寺のフリーマーケットが催されなくなって久しい。

静岡にある護国神社の蚤の市に行ったのは暑いうちだ。

やはり定期的に見ていたものが無くなってしまうのは寂しい。

ということで世田谷ボロ市に行ってきた。

当初東名バスで行こうと思っていたが、このところ午前中は何回もトイレに行きたくなるのでバスは中止。

新幹線で往復することにした。

路線バス、新幹線、山手線、京王線、東急世田谷線と乗り継ぎ午前10時にはボロ市に到着していた。

露天が並び客がゾロゾロと歩いている、その中に紛れ込んだ。

刀の鍔(つば)や神棚そして臼と杵。

今まで、こういう場所で見たことのない物まで並んでいる。

こうなると見る気満々になる。

といっても高価な物や貴重品などは売っているわけもなく目の保養にはならない。

先日浜名湖2&4部品交換会でモーガンO氏は万単位で取引されているミニカーを500円でゲットした。

私も、それに倣ってみたが今回も知識不足で掘り出し物は見つけられなかった。

世田谷代官屋敷で大木を見上げたり揚げたてのコロッケを食べたりして楽しんだ。

読めない漢字が書かれた丼が3000円で売られていた。

「1000円になる?」と聞くと妻が「えっ?」という顔をして私を見た。

「いいよ。1000円で」という売り手の中国人の言葉で妻はさらに驚いたという。

3000円という値札は付いていたが、それは付けた人の価値観。

南米人の売っていたセーター6500円を650円と言ったらどうする?と妻に聞いてみると「走って逃げる」と答えた。

さて世田谷ボロ市を見終わり次の場所に移動した。

西荻窪の骨董屋を巡ることにした。

路線の都合上吉祥寺に一旦降りて中途半端な食事をとることにした。

「一圓」でギョウザとラーメンを食した。

普通の餃子の5倍ほどもありそうな大ギョウザに妻のシナチクラーメンのシナチクは私に譲ってくれても多すぎるくらいだった。

西荻窪までは路線バスで移動し東京女子大前で降りる。

骨董屋は以前ほどの活気はなく閉店した店もあった。

散々歩き回りヘトヘトになるが毎日歩いている効果とコーヒーにケーキで再び元気を取り戻す。

あたりが急に暗くなり始めて風も冷たくなり「帰ろうか」ということになった。

電車の中で空席を「どうぞ」と勧められた。

妻にではなく私に譲った。

自分でも伸びた白いヒゲが気になっていたが他人から見てもジジイになったようだ。