家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

眼の充血

2014-05-30 07:32:08 | Weblog
妻とランチに行った。

何を頼もうかなとメニューを見ていると妻が

「ちょっと鏡見てみて。すごいよ眼が充血して」と言った。

メニューを頼んでしまってから鏡を見に行った。

なるほど右目の白目の下側から目尻にかけて充血している。

それが生々しく「今出血している」という感じなのだ。

すでに昼になっているので医院は、もう昼休みになっているはずだ。

一旦帰宅して診察カードを持って受診することにした。

自宅で30分ほど寝転んだ。

立ち上がって鏡を見ると今までよりも出血量が増えていた。

でも痛くもなければ見えにくいこともない。

自分で運転して出かけた。

眼科は比較的空いていた。

問診の後視力検査をした。

裸眼では、老眼だから、もちろんボケて見える。

だが度の合ったレンズを通してみると右目で2.0が3個見え左目は1.5が3個見えた。

先生が「こちらを見てください」という方向にはアンパンマンのヌイグルミが壁に留めてあった。

先生は光を私の目に当てながら眼の奥を見る。

私には聞き取れないほど、ほとんど独り言のようにつぶやく。

たぶん看護師が、それを書きとっていたのであろう。

「右見て。床見て。左見て」と何度かの検査をした。 

結局何も問題はなかった。

消炎の点眼剤が出た。

薬剤師が説明も支払いも終わったあと

「どうしました?」と聞く。

「年っちゅうことだね」と笑って答えた。

私自身が鏡を見ても「こわーい」目をしている。

「このまま悪魔になっちゃうの?」とでもいうような目だ。

でも自分では見えないので良しとする。

体調は、すこぶる良いし眼が見えにくいこともない。

先生は普段通りの生活をされても結構ですという。

しかしこれは何かのサインかも知れないと思い今日だけは静かにしていようと思う。

といっても散歩を取りやめただけだが。

もちろん今日はアルコールを摂る日ではないから飲まない。

2週間ほどは「悪魔だぞー」と人を脅かせられる。