家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

私の取り組み その1

2010-12-10 07:35:09 | Weblog

1029日に知り合いの医院を訪ねた。

 

これといって悪いところはなく検査をしてもらうためだ。

 

男 57歳 身長157.2センチ 体重65.5Kg 血圧144  100 

 

血圧は2006年から測り始めて2009年の11月で辞めていた。

 

それは正常血圧が続いていたからだった。

 

だが今回は明らかに高血圧だ。

 

「この身長で60Kg以上はいかんよ」と医師から言われた。

 

体重を減らせば血圧も下がるだろうと思った。

 

111日から減量作戦を開始した。

 

まずは参考書としてNHK「ためしてがってん」の脱・高血圧の「超」常識を購入してきた。

 

この番組は、健康に関するTV番組としてはなるべく見るようにしているものだ。

 

過去の放映と内容が変わった場合すぐに、その後の放映があるから信用している。

 

まずは血圧測定時刻を起床後と就寝前30分以内ということにした。

 

その他の記録としては体重、体脂肪率、体温、を付けることにした。

 

付けてみて驚いたことに2009年までは36.3度程あった体温が35度台に落ちている。

 

以前正常血圧であったときの体重まで戻すことにした。

 

3Kgの減量だ。

 

食生活が悪いことはないと思っているが、それでも減量目的なので若干量を減らした。

 

あとは運動だ。

 

生活の中で無理のないものにしなければ意味がない。

 

まず起床時刻を530とした。

 

いつもより1時間早めた。

 

それにより行動時間が長くなり運動にもなるであろうと思った。

 

起床時刻の変化で睡眠の内容が変わってきた。

 

寝つきがよくなり睡眠が深くなった。

 

やり始めると「明日からダイエット」が続いた。

 

来客があって浜松の名物をご馳走したり友人がやってきて夜遅くまで飲んだり喰ったりをしてしまった。

 

半月が経過しても体重は、ほとんど変わらなかった。

 

だが月末あたりから「おっ!下がったかな」という数字を示すときがあった。

 

しかし翌日は再び「元の木阿弥じゃん」と言わざるを得ずがっかりした。

 

それでも、わずかでも減る傾向にはなっていた。

 

肝心な血圧は全く下がらず「高値安定」していた。

 

だが劇的なことが起こった。


一周散歩

2010-12-06 08:31:00 | Weblog

春野の我が家は坂を登ったところにある。

 

もちろん山だから、それ以上に高い場所はいくらでもある。

 

我が家から上には2軒の家があるだけで、それ以上は誰も住んでいない。

 

車を置き下に歩いていった。

 

20分間下り終えると図書館がある。

 

そこで健康雑誌を読んで15分休憩をした。

 

次は上りだ。

 

20分ほど上り、もうすぐ帰宅するという場所が最も坂がきつい。

 

少し休憩をしているとY爺さんが下りてきた。

 

「車はあるけど家にいないもんで」と言った。

 

私を探しに来たようだ。

 

Y爺さんの耕す棚田を見てしばらく話をした。

 

「それでは」と言って再び歩き始めた。

 

5分で帰宅できた。

 

同じ道でも上りと下りでは5分も違いがでる。

 

別の日今度は気田川の反対側から我が家を見てみることにした。

 

ポケットにカメラだけ入れて防寒して歩き始めた。

 

図書館側に下りて行くと黒い小さな動物が走り去った。

 

ウサギかと思ったが走り方から言ってタヌキの子であろう。

 

図書館の手前を左に曲がり18分で前島橋に出る。

 

澄んだ水がとうとうと流れ川原でカラスの群れが日向ぼっこしている。

 

橋を渡り左折した。

 

舗装された道路は終わり、ここからは草の刈り取られた堤防になる。

 

舗装とちがい道の草や石また車のわだちが靴底を通して感じられる。

 

再び舗装道路に出るが、ここは歩道が整備されていて車の通りが多くても恐くはない。

 

これが国道362号線だ。

 

浄水場の建物が見えたあとY爺さんの親戚の所有する別荘が見えた。

 

我が家のちょうど対岸に出たのだ。

 

ここで写真を何枚か撮る。

 

杉の林ばかりで面白くない。

 

やはり紅葉している木が目立つ。

 

「これから広葉樹を植えていこう」と誓った。

 

大きな天狗の面を過ぎると橋の欄干に天狗がある宮川橋だ。

 

橋を渡りきって、そのまま堤防に下りた。

 

ここも草が刈ってあるので歩き易い。

 

夏はヘビが出るだろうなと思いながら歩いた。

 

やはり車で走るのとは景色も違うし、かなりショートカットしたことになる。

 

ネコ屋敷Kさん宅では道路から家の前にいるネコ達が私を歓迎してくれた。

 

あと一息で我が家だ。

 

ここから上りになる。

 

しかし傾斜はなだらかできつくはない。

 

毎年「道造り作業」でジョレンを持って作業するから、ただ歩くだけならドオッテことはない。

 

先日間伐してもらった我が家の山が見えてきた。

 

日が奥まで差し込むようになった。

 

鬱蒼としていた道路が明るくなり気分が良い。

 

今日の作業を考えて山と谷を覗いて歩いた。

 

帰宅して時計を見ると50分経過していた。

 

歩きに徹すれば45分コースだなと感じた。

 

 

 


放浪タヌキ

2010-12-01 07:18:58 | Weblog

車で自宅から出て一旦停止の標識に向かっていた。

 

一旦停止するのは、こちらの道路。

 

その先には広い道路がありケッコウ通りが激しい。

 

そこを動物が横切った。

 

一瞬でタヌキだと見破った。

 

「今のはタヌキだと思うが」と妻に言った。

 

そ奴が戻って私の車の方に走ってきた。

 

私の横をすり抜けるまで車を止めて見ていた。

 

「年のころなら中学生。親と別れ、まだ幼いながらも自活せねばならない」という感じ。

 

気の毒なのは皮膚病になっていてからだの毛が、ほとんど抜けてしまっている。

 

あれから3日目今日も見た。

 

自宅から歩いて5分の所にある公園。

 

私が公園から出ようとすると外から入ってきた。

 

急いでケータイを出して写真を撮ろうとした。

 

するとクルリと向きを変えて出て行ってしまった。

 

すぐに追いかけて至近距離から写真を撮った。

 

そこに散歩中のお爺さん。

 

「おや。めずらしいね。犬かね?」

 

目の悪そうな老人には放れている犬に見えたようだ」

 

「いや。タヌキです」と教えた。

 

「ああタヌキかね。めずらしい・・・・」と言いながら散歩の歩みを止めない。

 

あの爺さん興味がないようだ。

 

分かったのか分からなかったのか分からなかったが、分からなくてもよいということは分かった。

 

先日はハクビシンを見たが今度はタヌキだ。

 

自然界にいるべき動物達が人里というより住宅街に現われる。

 

車や舗装道路にも慣れて人間に写真を撮られることにも慣れているようだ。

 

これが共存?

 

といっても車で10分走れば天竜川がある。

 

そこから動物達が食べ物を求めてやってくることは想像に難くない。

 

これは共存だよなと独り合点した。