昨年12月の沖縄旅行の際に出会った「沖縄の野鳥シリーズ」 第7弾 は、日本 (九州南部から南西諸島) 固有亜種 のリュウキュウ サンショウクイ (琉球山椒食) です。
基本亜種のサンショウクイは繁殖のため本州以南に飛来する夏鳥 ですが、この琉球サンショウクイは奄美諸島、沖縄諸島、八重山諸島に留鳥 として生息しており、沖縄県の準絶滅危惧種 に指定されています。
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昔見て頂いている基本亜種のサンショウクイ(→ こちら)と比べて、この琉球サンショウクイは額の白色部が狭く、胸から脇に灰黒色が広がっており、後頭部から目を通って嘴(くちばし)まで黒い帯状になっています。
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琉球サンショウクイは、樹上や葉上、また枝先からフライングキャッチで昆虫類などを捕食します。
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この琉球サンショウクイが「 首都圏で目撃相次ぐ、温暖化で北上か? 」という朝日新聞デジタル記事(2017/3/05付)がYAHOO!ニュースに掲載されておりました(→ こちら)。
尚、サンショウクイ(山椒食い)という名前の由来は昔の記事を参照下さい(→ こちら)。
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