団塊の世代のつぶやき

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給電システム

2007年02月17日 | エネルギー 環境

  営業途中に車の中で昼寝をしますが、今の時期なら暖房、夏なら冷房の為にエンジンを掛けたままです。日頃から環境問題を取り上げているくせにそれを辛抱するほどには人間が出来ていません。それでも気になってエンジンを切るとあっという間に冷気で凍えそうになって寝れたものじゃありません。人間なんて(私だけでしょうか)勝手なものですね。
  これが、電気自動車だったら何時バッテリーが切れるか心配でおちおち寝ていられないのじゃないでしょうか。そんなことを思っていたら面白い記事がありました。

  FujiSankei Business i.より

  エンジンかけず冷暖房 トラック用給電システム 東電・日野、07年度実用化 2007/2/14

  東京電力と日野自動車は13日、トラックのエンジンをかけずに冷暖房を行える「外部電源式アイドリングストップ冷房システム」を2007年度に実用化すると発表した。トラックの運転席に装置を設け、駐車場に設置された給電スタンドから系統電力を供給して、冷暖房を行う。

 両社は05年8月から06年10月まで、東神トラックステーション(神奈川県大和市)に給電スタンドを設置し実証試験を展開したところ、エンジンをかけて冷暖房を行うアイドリング時に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を約97%低減できることが確認できた。

 車載用の装置は、07年度以降に販売される日野自動車のトラックに搭載し、既存の車両にも取り付けられるようにする。給電スタンドは、ドライバーが休憩や宿泊の目的で利用する全国40カ所のトラックステーションに設置。非接触式ICカードで認証を行い、請求処理などを自動的に行う。

 実証試験による燃料消費コストは、アイドリング時が1時間当たり140・4円に対し、システムは2・5円で済んだ。実用化時には、給電スタンドの利用料金が発生するため、実質的にはアイドリングに比べ半分以下の料金設定を目指す。

運輸部門の05年度のCO2排出量は、90年度に比べ18・1%増加している。このためアイドリングストップなどによる対策が求められている。

 面白いことを考えるものですね。これで安心して仮眠ができるというものです。尤も、この装置を日本中に設置してもらわないと営業途中の昼寝には利用できそうもないですね。しかし、これは電気自動車の装置として使えば面白いのじゃないでしょうか。どこにでもこの装置があればバッテリーの能力が無くてもいつでもどこでも充電できるので安心です。

どうせならトラックも電気自動車にしますか!