団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

低炭素社会

2008年02月03日 | エネルギー 環境

  

環境問題といえばドイツを思い浮かべる私ですが、イギリスも案外頑張っているようです。というよりロンドンの取り組みに驚いてしまいました。

 29日、NHKテレビ「クローズアップ現代」より

ヨーロッパからの“新しい風”【2】“低炭素都市”への挑戦

CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素社会"の実現に向け、世界に先駆けて動き出したEU。EU最大の都市ロンドンは去年、2025年までにCO2の排出を1990年比で60%削減するという厳しい目標を発表し、行政の強いイニシアチブでCO2削減を進めている。市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った。経済界に対しては、規制の一方で優遇策を示して協力関係を築き、さらに独自のエネルギー政策も進めようとしている。「産業革命」の発祥地ロンドンで始まった「環境革命」。"低炭素都市"への挑戦を、キーパーソンへのインタビューとルポで追う。(NO.2528

 やはりヨーロッパは大人ですね。ロンドンがまさかここまでやっているとは思いませんでした。ロンドンの市長がロンドンに東京やニューヨークが後に続いてくれれば良いのですがと言っていましたが、石原知事はこの番組を見たでしょうか。

 ああ言われたら受けないと男が廃りますよ。オリンピック誘致なんかにうつつをぬかしているよりロンドンに対抗して低炭素社会に挑戦した方が余程後世に名前を残すことができるし、未来の人類のためにも役に立ちそうです。オリンピックにつぎ込む無駄金を是非こちらに回して下さい。

  それにしても、ロンドンで電気自動車が意外と普及しているのには驚きました。電気自動車には渋滞税がかからないと言うことで車両価格はまだまだ高いですが採算にも合うということで広まっているようです。充電スタンドも設置しているようですし実用に耐えれるところまで来ているようでした。軽自動車よりかなり小ぶりで2人乗りでしょうか。日本も軽自動車も良いですが、ああいう小さいのを開発してもらいたいですね。あれなら、走行距離も案外伸びるかもしれません。

ちょっと調べてみました。どうもこの車のようです。

ロンドンに、電気自動車の充電スタンド登場

…略

  いまのところレバ・エレクトリック・カー・カンパニー(Reva Electric Car Companyの電気自動車G-Wizなどで利用可能。G-Wizの本体価格は、6000-7000ポンド(138万-161万円)で、ロンドンだけで、これまでに750台が販売されている。…以下略

  小さくて良いですね。値段はもっと下がるでしょう。

  ドイツほどではないにしても太陽光発電にも結構力を入れているようです。

ロンドン侮りがたし!