昨日は、ロンドンの電気自動車が意外と進んでいるのに驚きましたが、日本も少しずつは動いているようです。
FujiSankei Business i.より 2008/1/29
東電とパーク24、普及へインフラ整備
東京電力は28日、国内最大の駐車場管理業者であるパーク24が運営する時間貸駐車場「タイムズ」に電気自動車用充電設備を共同で設置したと発表した。東京都と神奈川県のタイムズ8カ所に100ボルトと200ボルトの電源コンセントをそれぞれ配置。東電が業務用に運用している電気自動車41台の充電用に実験的に活用する。
東電とパーク24では、電気自動車の本格的な普及をにらみ設備を増強する方針で電気自動車の充電インフラ整備を加速させる。
東電は現在、富士重工業、三菱自動車と共同で電気自動車の共同開発を進めている。すでに東電の業務用車両として、富士重の軽自動車タイプの電気自動車を40台、三菱自の車両を1台導入しており、2013年には国内支社に3000台を配置する計画。
一方、パーク24も1998年から電気自動車用充電器をタイムズに設置する取り組みを開始。電気自動車の普及を狙う東電との考えが一致し、共同で“電気ステーション”の設置に乗り出すことにした。
東電が富士重と共同開発した電気自動車は、ベース車両に富士重の軽乗用車「R1」を採用。通常1回8時間の充電で80キロメートルの走行が可能なほか、走行中に電池が切れた場合、据置型充電器により連続走行ができる。一方、東電が三菱自と共同研究を進める軽自動車「i(アイ)」をベースとした電気自動車は1回のフル充電で100キロの走行が可能という。
東電では、同社の業務車両3000台をガソリン車から電気自動車に切り替えた場合、一般家庭500世帯分に相当する年2817トンの二酸化炭素(CO2)の排出削減が可能と試算しており、電気自動車の普及とインフラの整備に取り組む。
ロンドンのように充電スタンドを充実させれば電気自動車も案外普及は早いのかもしれません。そういう意味では、この取り組みも面白いかもしれません。
あらゆるところに充電スタンドができれば走行距離の短い欠点のある電気自
動車も少し不便さを辛抱すれば乗ってみようという人も増えるかもしれません。
その為には、ロンドンのような優遇税制による後押しも必要になるでしょう本当に国がやる気になれば、意外と普及は早いかもしれません。
期待したいですね!