第3080回でドイツのQ-sellsに抜かれた話題を書いたと思ったら、今度はスペインの企業が世界一の太陽光発電所を設置するのだそうです。
【2月22日 AFP】スペインのバイオ技術大手アベンゴア(Abengoa)のエネルギー部門、アベンゴア・ソーラー(Abengoa Solar)は21日、世界最大の太陽光発電所を米アリゾナ(Arizona)州に建設すると発表した。
アベンゴア・ソーラーによると、同社はアリゾナ州公益事業局(Arizona Public Service Co.、APS)と太陽光発電所の建設事業計画を締結した。
建設予定地はアリゾナ州中部フェニックス(Phoenix)から南西に112キロの地点。現時点では世界最大規模のものとなるという。
2011年までに操業開始し、発電容量は7万世帯への電力供給に十分な280メガワット。さらに太陽光を利用することで温室効果ガス40万トンを削減できるという。
完成後はAPSに30年間、電力を販売。アベンゴア・ソーラーではこれにより40億ドル(約4300億円)の収益を見込んでいる。また、アリゾナ州にも10億ドル(約107億円)の経済効果がもたらされるとしている。(c)AFP
何だか、ヨーロッパの元気さばかりが目に付いてますます日本の不甲斐なさに落ち込んでしまいます。もう日本の太陽光発電は完全に後進国入りなのかもしれません。
それにしても、エネルギー大国入りのチャンスを逃がした現在の日本の国、逃がした魚はとてつもなく大きかったりして。
後世の人にどうやってお詫びをしますか!