我が家の太陽光発電も今年の一月の天候には能力の発揮どころが無かったようです。開設依頼1月としては最低の発電量でした。やはり冬には弱いですね。何となく温暖化を期待したりして、矛盾を感じます。
しかし、世界には太陽光に恵まれながら無電化のところが多いようです。そんなところこそ太陽光発電が力を発揮するのでしょうが、そのコストがそれを許しません。
しかし、無駄ばかりやっているように思える日本の円借款が少しは役に立つ時が来たようです。
EDリサーチ社より
2008年2月1日
京セラは08年1月31日、伊藤忠商事が受注した日本政府の円借款供与のプロジェクトで、チュニジア共和国へ太陽光発電システムを納入設置することになった、と発表した。太陽光発電システムの納入設置に円借款が適用されるのは、今回が初めてとしている。本邦技術活用条件の適用により日本の太陽光発電技術が途上国の経済発展に寄与するだけでなく環境配慮型の技術支援にもつながるものと期待している。
チュニジアに納入設置する太陽光発電システムは08年4月以降、同国のケフ、シリアナ、ベジャのそれぞれ3県にある無電化村500世帯を対象に順次設置していく。日中に発電した電気が蓄電池に充電され、夜間にその電力を各住居の照明などに使用できるようにする。これにより夜間の勉学や内職などが可能となり、生活の向上が図られ、村の成長発展にも寄与できるとしている。
参照: 京セラニュースリリース
太陽光発電はこうした独立システムに向いているのかもしれませんね。これなら世界中の無電化地区を簡単に電化できるのですから。問題はコストとバッテリーでしょう。コストはいずれ解決されそうに思いますが、この人類のエネルギー問題を解決してくれる画期的なバッテリーは本当に難しそうですね。
今のバッテリーでは耐用年数も短いしメインテナンスもこまめにしてやらないと駄目でしょうし、多くのプロジェクトと同じように何年かしたら稼動していないなんてことになりそうな気がします。
低価格でメインテナンスフリーなんて都合の良いバッテリーは果たして、本当に開発される時は来るのでしょうか。
是非、実際に見てみたい!