世界一の座に着いたトヨタを筆頭に自動車の製造や販売に携わる企業が将来の交通体系をどう予測してどんな手を打とうとしているのか興味があります。
最も抜け目のなさそうなのがハイブリッドでリードして、軽量の車を提案していたトヨタのようですが果たして、車自体がどのくらい残れるのかも興味深いところです。
とりあえずは車は残るという考えで、どう環境問題と折り合いをつけるかに意識が行っているようです。つまりは、車社会は変わらないと考えているので賞か。果たしてそんな程度で良いのかと疑問に感じるところもあります。しかし、その中でも面白い考えがありました。偶然でしょうか昨日の高松の「車使わない日」にも通じる考えです。
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エコドライブについては、自動車メーカーも盛んにその重要性を説いている。なかでもユニークなのが、フォルクスワーゲングループジャパンが行っているエコドライブトレーニングのなかで掲げている10のポイントだ。
10項目の最初に挙げられているのは「短距離走行は、なるべく避けよう」という項目。「歩ける距離は、クルマを使わずに、徒歩や自転車で出かけよう」と呼びかけている。基本的な考えだが、自動車メーカーが自ら「クルマを使わずに」と呼びかけることは、従来では考えられなかった対応だ。…以下略
これはなかなか面白いですね。これこそ私が常に言っている市街地は路面電車と自転車に歩行という考え方にも合います。
自動車業界も何時までも車主体の交通体系には限度があるとある程度は覚悟しているということでしょう。そうであるならば、せめて長距離は車社会を残したいとの考えでしょうか。
いずれにしても、自動車業界にこんな考えが出てきたということは案外未来は明るいのかも。
少しは希望が持てるか!