団塊の世代のつぶやき

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電気自動車

2008年05月05日 | エネルギー 環境

  

未来のエネルギーの主力として期待している太陽光発電と供にその消費を少なくするのは公共交通と電気自動車であるとその登場を今か今かと待ちわびているのですが、どうやら少し動きが出てきたようです。

   電気新聞より

  三菱自動車が「アイ・ミーブ」量産へ-来年度から、法人中心に年産10002000

 三菱自動車は、09年度からリチウムイオン電池(Lib)を搭載した次世代電気自動車(EV)「i MiEV(アイミーブ)」の量産を開始、年1千~2千台の規模で市販する方針を明らかにした。車体価格は280万円(税別)程度を予定する。初年度は電力会社など法人顧客を中心に売り出す予定だが、10年度以降は一般の消費者向けに販路を拡大、販売台数も2倍に増やしたい考え。自動車の排ガス規制の強化が見込まれる欧州市場への輸出も検討する。

  まだ値段がちょっと高いようですがまずは一日も早く市場に出すことです。出してしまえば市場が育ててくれることもあるでしょう。

  そして、あの日産が電気自動車に乗り出すのだそうです。

  MSN産経ニュースより

  電気自動車、全世界で販売へ ゴーン日産社長 2008.5.2 18:08

 【リスボン=福田雄一】日産自動車のカルロス・ゴーン社長は1日、産経新聞などの取材に応じ、電気自動車(EV)を2012年までに新興国を除いた全世界に販売する方針を明らかにした。EV専用車を10年に米国、11年にイスラエルとデンマークで発売。日本や欧州などでは12年までに販売する。イスラエル以外の中東地域へ投入する計画も表明した。EV戦略は13日に発表する新中期経営計画に盛り込む。事業基盤を早期に確立し、開発競争で他社をリードする考え。

 EVは電池とモーターを動力とし、温室効果ガスである二酸化炭素を排出しない「究極のエコカー」とされる。昨秋の東京モーターショーで出展した「ピボ2」の技術をベースに開発を進めているもようだ。一部の国で優遇税制が適用される予定であることから、ガソリン車より安値での販売も可能とみており、国内投入も12年から前倒しする可能性があるという。

 ゴーン社長は「世界の車の15%(約1000万台)が通勤や買い物目的の都市型運転に使われており、EVのターゲットになる」と指摘。将来は小型車やミニバンなど多様なEVを用意し、各国の需要に合わせて投入車種を変える考えも示した。

 また、今秋に国内で全面改良して発売される小型車「キューブ」を世界戦略車と位置づけ、新たに北米や欧州に投入する計画も表明した。キューブは箱型のデザインが海外でも高評価を受けており、折からの燃料高も追い風となるとみて海外販売に踏み切る。…以下略

  これは面白くなりそうです。トヨタには到底及ばなくなってしまった日産ですが、トヨタがハイブリッドにこだわっている間に電気自動車で逆襲するのも面白いかもしれません。
  それにしても、三菱も日産もハイブリッドに手を出す技術も予算も無いことが却って吉と出るかもしれません。
  尤も、トヨタもそのあたりは抜け目がなさそうなので大きな変動にはならないかもしれません。しかし、三菱や日産の業績次第ではトヨタも電気自動車に切り替えるでしょうからいよいよ電気自動車の時代が近くなることになります。そのためにも、両社には頑張って貰いたいものです。

早く電気自動車の時代を見たい!